« 2021年8月 | トップページ | 2021年10月 »

2021年9月

2021年9月26日 (日)

21 21年9月第4週。東北大、ワクチン接種率87%で授業正常化へ

1.東北大、学生・教職員のワクチン接種率が高くなったことから、10月からは授業を通常化するというニュースです。接種率の高さも、「基本は対面ですべてOK」に踏み切る都市部大規模著名大学ということも、どちらもすごい話です。どの観点でも地域で圧倒的に強い(他にライバルが)&社会的意識の高い東北大こそだからです。北大や九大も、地元の地域ブロックでの存在感は高いけれど、ここまでではない。もちろん東京ではものすごい感染者数だったわけだし、「接種は任意であり、受けないままにする」という人の比率も高いので、難しいことです。でも「政府が本来、実現したかったのはこの形だったんだよね」と考えると多々、思うところがあります。こちらから。

2.東大工学系研究科で相次ぐ企業による教育型の寄付講座、起業家育成やAIというテーマがハマる理由。AIとベンチャーでスポットが当たる松尾豊教授の話など興味深いです。ひところ日経新聞が、松尾先生を頻繁に取り上げていて。私としては「(ライバルであるはずの日経の得意分野に)即、尻尾を振って出向くのも、ちょっと悔しいなあ」と思っていたのです。でもあるルートで機会が訪れたので、そうなれば活用させていただきます(笑)。実際、話もおもしろかったです。社説で書いたのですが、ニューズピックス(ベンチャー関係には反応が高い)で取り上げられてのコメントなど参考になりました。こちらから。

3.科研費の新種目。若手で「海外経験を積んで、国際共著論文を書いていくようになりたい」という研究者には、注目のものです。ポストコロナで渡航を伴う対面の共同研究が再開されつつある中で(欧州など動いている)、日本も遅れずに食い込んでいくためのものです。ヘッドは著名な国際派研究者で、多数派は若手という20‐40人のグループを支援します。Img_1384写真はイメージ。

昨日のブログで「写真に困る」「本文とは関係ありません、という写真説明」などと書きましたが、そのパターンです! この写真は、記事に書いた科研費のグループではないものの、国際化を進める某大学研究室での交流風景を、国際化のイメージ写真として使っています。つまり「(科研費)本文とは直接、関係ありません」と記す形です。記事はこちらから。

シルバーウィークも最終コーナーです。24金は私はテレワークで、「なんで今日は、メールがこんなに少ないのかな? いつもなら即、反応があるあの人の返事もこないし」と思っていました。ようやく夕方になって、「ここはシルバーウィークの飛び石連休の部分だったため、この日に休みをとった人が多かったんだ」と気づいた次第でした…。

| | | コメント (0)

2021年9月25日 (土)

東急ハンズ池袋で仕事関連グッズを買う

東急ハンズ池袋店が10月末に閉店します。私の大学生の頃は、「他にない便利でユニークなものを売っている店」といえば東急ハンズしかない、というイメージでした。池袋が大学から比較的、近くてその後も含め時々に行っていたので、建物の老朽化がクローズの一因と聞いて、自分の年齢も振り返ってしまいます(笑)。閉店が近くなると混むと思って少し早めに、取材の後にお店に行ってきました。今日は獲得品の紹介です。

1.まずはコーヒーのステンレスフィルターです。Dsc_1672
かつてあんなに苦しんだ胃痛が今はサッパリなくなって、テレワーク(これが胃痛の原因ストレスを減らしたのもあるのでしょう)の自宅でも15時ころに飲んでいます。それで「消耗品の紙フィルター」が気になって、消耗品ではない一人用のフィルターを探していたのです。

このステンレスフィルターは、紙フィルターでは吸い取ってしまうコーヒー豆のアロマ(香りの油分成分)が残るため、味わいが違うとうたっています。実際、「油分と細かな粉が抽出コーヒーにかなり入っている」ことを実感します。さっぱりきれい、を重視するなら紙フィルターに軍配が上がるかもしれません。私はどちらでもいいかな。昔の胃痛(コーヒーを飲むとてきめんにぶり返した)時代を思って「コーヒーが毎日飲めるようになったなんて素敵」という方が大きいですから(笑)。

2.次は長年、愛用している歯間ブラシです。Dsc_1680

メーカーはライオン(創業事業が歯磨き粉だったと思う)と普通ですが、歯科用専用らしくて、ハンズ以外で目にしたことがありません。

Dsc_1682

手元アップの形がポイントです。類似品にみあたらないので、たぶん特許か意匠登録でしょう。フロスの部分を歯の間に差し込むのに、この形なら奥歯にもスムーズで、もはや止められない(笑)。カバンにも常時、入っていて、午後イチ取材で食後の時間があまりない時にもパパっと使えます。 

3.最後はストローです。これは仕事時ではなくて就寝時の枕元の飲料水で使っているものです。が、かつて担当業界の一つだった「シリコーン樹脂」のすごさをアピールする製品、ということで(?)取り上げます。今、外食でもプラスチック消耗品ストローが問題になってもいますし。

すごいのは内側を開いて洗えることです。3本、並んでいますが、一番手前が開きかけた様子です。円筒ストローの断面で説明すると全体は厚さ1mmですが、一部分だけ3mmで、ここに開閉のための凹凸が付いています。ここから開いて洗浄し、再びこの凹凸でぴったりはめて(これがシリコーン樹脂のすごさ)、再びストローとして水分を漏らさずに使えるのです。す、すごいです。日刊工業新聞的な製品説明になりましたが、感動です。半永久的に使えそうだったので、1本は母にあげました。Dsc_1677


この製品を見つけた喜びは、資源を野放図に使うのが嫌な人(ケチ、でも地球環境意識が高い)には賛同いただけるのではないでしょうか。

それにしても。ブログは写真のことを考えると、テーマとしてモノを扱うか抽象的な話をするかで、まったく変わってくることを実感します。そろそろ、「切った張った」の取材現場の裏話を書きに戻ろうと思うのですが、トラブル現場の仮名案件となると、アップする写真に悩みます…。「写真は本文と関係ありません」って(これも超、変な説明ですが)表記するしか、ないですかね?

| | | コメント (0)

2021年9月19日 (日)

21年9月第3週。概算の注目は研究DX

今週は記事2つです。

1.東京工業大学関連ベンチャーキャピタルのみらい創造機構が、2号ファンドを設立。高専の技術・人材に支援対象を拡大します。国立大へ編入する高専出身者は実は密かにそれなりにいます。モノづくりの腕+研究力ということで、普通の高校から大学へ進学した人とは別の強みを持っています。東大など旧帝大への編入もありますが、高専ですからね。しっくりする&多いのは東工大への編入なわけです。それで同機構は以前から、高専とのネットワークを重視していました。今回の戦略で、他大学にはできないところだと感じています。こちらから。

2. 文科省の概算要求、研究のデジタル変革(DX)の仕組み整備や人材育成を推進。研究DXのうち昨年度から、遠隔データ転送などの機器モノが、装置購入の期待で盛り上がっていましたが、この切り口が学部生教育に波及しています。もう一つは国立情報学研究所(NII)がSINETと連動させて進めるデータ基盤整備や、材料をはじめ各種のデータベースとの連動という流れです。Photo_20210919091601 写真(エクセルの貼り付け)は関連の新規事業を集めて表にしたものです。記事はこちらから。

秋のシルバーウィークで祝日が多い関連で、テレワークが続き文科省記者クラブへ出向く頻度が下がります。自宅での執筆と、取材先行き来も自宅からという日ばかりで、今まで以上にフリーライター状態です~。「もう仕事の大変さに耐えられない、会社を辞める!」となった後のフリーライターは、私ごときの実力では収入を含めて厳しいと自覚しています。でも収入を維持して、ストレス抑えてのフリーライター状態だなんて…素敵すぎて怖い(笑)。一件、取材先ともども手間暇かけた大物案件を、掲載予定にこぎ着けたので、そちらも楽しみなところです。

| | | コメント (0)

2021年9月18日 (土)

ウィキペディアでの取り上げを希望しています!!

人物紹介がウィキペディアにあるのは、皆が納得するくらいの有名な人だけだと以前は思っていました。ところが少し前に、そうでもない知人が載っているのを知って驚きました。ほんの数行で「これを知りたかった、という人がいるの?」と単純に不思議に思いました。本の出版アピール法を親しいAさんに相談していて、「ウィキペディアで山本さんの項目が立つといいんだけどね。Bさん(共通の知人)はあるんだよねえ」といわれて、知ったものでした。

どうしたら希望の項目がウィキペディアで立つかというと、ピタっとくる回答はどうもないようです。詳しそうな人(項目が立っている人を含む)に聞いても、いい情報が出てきません。ボランティアが執筆しているというけれど、書式が厳密なため、詳しくない人が書くと撥ねられるとか、とくに自分の項目を立てるのは難しいとか、撥ねられたらまず二度と取り上げられないとか、そういった情報がWeb含めて届くばかりです。

その中で唯一、やれそうなのがこの、「ウィキペディアに取り上げてくれないかなあ」とつぶやくことだ、というものでした。そんなんで効果あるのかな? と思ったけれど、「次はどんな項目を執筆しようか」と考えている専門家は、この言葉を検索して「このテーマじゃ無理だけど、そっちの話ならおもしろい、執筆してみるか」と判断するのかもしれないな、と想像しました。ダメで元々だし、ブログでこんなことを書いてのマイナスは「自意識過剰だね」と思われる程度だから、やってみることにした次第です。

ブログでも何度か書いていますか、同姓同名の教授が電気通信大学にいます。こちらの先生は半年ほど前に、「知らない間に項目ができていたんですよ」とのことでした。写真がその最初の部分です。Photo_20210918103901    山本佳世子(情報学者)ってありますね。Aさんがいうには「同姓同名の人が多いでしょ。検索すると天理医療大学でグリーフケア(死別の悲しみとの寄り添い方、かな)を専門とする先生も出てくる。コミュニケーションというキーワードだと、ますますどの人がどうなのかわからなくなる。だからわざわざ、(情報学者)って入れたんでしょう」と指摘してくれました。なるほどねえ。

ということで、ウィキペディア執筆者に向けて、「私の項目も立ててください。山本佳世子(ジャーナリスト)って形で。このブログのトップページに置いている情報をぜひご活用ください」とアピールするのに、以下のような説明を考えました。

「電通大の教授と私は(天理医療大学そのほかを別にしても)、年代や出身校など似た部分がとても多くて混同必至です。皆、ウィキペディアの情報を頼りにしています。内容の信頼性は保証していない、って明言されていますが、信頼しているのです。ですので、誤解を招かない形の項目建てにしていただけませんか。山本佳世子(ジャーナリスト)という項目を作っていただければ、読者は当然、両方に目を通して、正しいところが伝わります。普通の検索ではそれらがわかりませんから、その対応をしているウィキペディアの評判は、ますます高まることでしょう」

さて、これで果たして効果は如何に…。

| | | コメント (1)

2021年9月12日 (日)

21年9月第2週の記事。特定研究大学を解説

1)この毎週の記事紹介ですが、ウェブのニュースイッチの引用なので、紙面掲載より遅れる(紙面記事の週の翌週に、ブログで紹介となる)ことがしばしばあります。これもそのひとつ。紙面掲載は8.31付の新製品ものです。このSIRCという大学発ベンチャーは、女性社長(実は文系、国際派ゆえのビジネス展開が強み)と親しくなって時々、書いています。核となる元教授の技術は高度で複雑なのだけれど、わかりやすくウケそうな(プロフェッショナルに)形で出てくるので毎回、記事の反応も高いのです。今回は、電線に後付できる手のひらサイズの電流センサーで、こちらから。

2)インターンシップについての連載を、当社のニュースイッチ編集部の葭本(よしもと)編集長が連載していました。今回のみ私が担当です。ジョブ型雇用OKの博士インターンシップ、記者クラブで会見するほどの熱の入れようです。こちらから。


3)テンプル大学ジャパンキャンパスの新奨学金、ゴールドマン・サックス証券の持田社長個人の約5億円を寄付で創設。持田氏はあまりメディアに出てこないらしく、他メディアからは氏個人への質問が多く出ていました。育ちの家柄もよい(幼稚舎から慶応)上にこのような会社のトップなら、5億円寄付が可能なんだなあと(特別に著名な創業者資産家でなくても)知りました。同大についても改めて発見です。「1人当たり卒業までの学費・諸費用が700‐1000万円」「学生は日本人が4割。外国在住経験などないと、米国大学の授業についていける英語水準に届かないのが一因」というのですから。親が海外を行き来する高収入のお仕事で、だから進学先が同大になるという日本人学生が標準のようです。そこへ国公立高校出身者にも、もっと来てほしいという後押しの奨学金です。こちらから。

4)政府の10兆円ファンドの支援対象となる「特定研究大学」についての解説記事。

Photo_20210911102101

これは昨日のブログで取り上げた内容と重なります。「対象は国立だけでしょ」と誤解している大学関係者は少なくないと思うので、この点を強く情報発信しました。写真は、ユーチューブに出た検討会議で、委員の私が挙手しているシーンです。検討会議開催の前から取材し話を聞いていたことを投入して、相乗効果です。本件、がぜん書きまくる気になってきています(笑)。こちらから。

実はこの写真、いったん昨日土曜にアップしていたものです。が、日曜に使える写真がないことに気づき、昨日分は別の写真に差し替えて、書き直しました。「ブログの週2&写真付き」を始めたのは初夏からで、予想はしていましたがちょっと負担になっています…。でも多少は背伸びして、がんばらなくちゃね。「背伸びする」って学生など若年者に使う言葉かな? 背が伸びていくのは子ども(若い人は伸び盛り)、ということが言葉の背景にあるのでしょう。でもIT関連など新たな時代に出てきた活動は、逆。背伸びでいうとこんな感じかな。「フツーにしていると、年長者は背が縮んでいきますよ」「さあ、しゃんと背を伸ばして、トライしていきましょう!」って。


 

| | | コメント (0)

2021年9月11日 (土)

ユーチューブデビュー、特定研究大学の委員会議論で

◎先にお詫びを。文章が横に長く入っていて、スクロールする必要があります。後日、対応がわかったらなんとかしたいと思います…。
ユーチューブ、デビューしました! といっても自作の動画をアップしたわけではなくて、文部科学省の検討会議の委員で参加しての形です。
注目の案件なんですよ。政府の10兆円ファンドで対象とする「特定研究大学」(仮称)について、文科省側(内閣府側とは違う、
国立大学法人法の法改正などに関わる部分)での議論をします。「世界と伍する研究大学の実現に向けた制度改正等のための検討会議」です。
名称、長すぎ。2時間の会議のうち私の発言は3、4回ほど。ユーチューブはこちらです。https://youtu.be/rkYsJEC-Dbs 
ブログ読者に「全部、見てね」と強制しませんからご安心を(笑)。
これ、文科省側は普通のウェブ会議スタイルでの委員会で、それをユーチューブで同時配信し、&アーカイブにもするので後日も
みられるという仕組みです。どんなふうに配信されているのかチェックしてみました。ちなみに視聴回数は今の状況で700回弱です。
Dsc_1690一番、気になっていたのは、「発言者の顔がババーンとアップになるかも」と
いう点でしたが、幸か不幸かそうではありませんでした(笑)。Webシンポジウムの講演会とは違うんですね~。
また私はノートPCを使って、テレワーク中の自宅からの参加だったので、「背景が通常よりきれいな
部屋へ」とシフトして、さらにPCのカメラの高さを高くしたり、ライトを前から照らしたりと準備をしました。
写真はそのセット状況です。プライベートはあまり出さないで、としてきましたが、ブログ写真用に致し方ありません。

驚いたのは、自分が発言している時に、背景のじゃばら扉を家人が開けているシーンがあったことです。し、知らなかった…。後ろ斜め姿だけど家人が映り込んでいました。それより「扉の中身がぐじゃぐじゃでなくてヨカッタ」って感じです。発言に注意を払っていたので、全く気付かなかったということが一番の驚きした…。


| | | コメント (0)

2021年9月 5日 (日)

21年9月第1週の記事から

概算の大騒ぎの山場が、私の職場では今週ではなく先週(8月末)だったため、「もう概算記事の総合面送りは終了ですよ。このあとの部の担当面の記事がありませんって、どうするのよ?!」的な切迫感が漂う週でした。それもあって昨日土曜になって「はっ」と気づいたのが、「ニュースイッチにアップを一つもしていない」ということでした。紙面への記事執筆の検討に忙しく、その掲載後のニュースイッチ対応を忘れていたわけです。あわてて昨日、「週末に済みませんが、アップ対応お願いできますか」と編集部メンバーとやりとりしました。それと一週間前に収録済みの、ニュースイッチラジオ(ボイシー)と二つです。

1)ニュースイッチラジオでの配信、理系女性のキャリアについて。ニュースイッチでの連載5回を終えて、「読むのは苦手だから、音で」という人にも届きますように、と選びました。インタビュアーはニュースイッチ編集部の葭本編集長ではなく、子育て世代の女性の昆さん(理系ではないですが)指名で、お願いしました。テーマが通常のニュース記事よりは柔らかいので、「よし、前2回の語りの堅さを解消するぞ」と工夫をし比較的、女性同士のおしゃべりの感じでオンエアできました。音声メディアですので、周囲に音が聞こえてもよい形(イヤホーン使用など)でどうぞ。複数の記事紹介などのあと、7番目に10分ほどで登場します。こちらから。

2)地域の中核となる地方大学の支援、文科省概算で3事業。内閣府で来年度から振興パッケージを走らせるので、それに合わせての文科省側からの策です。Img_3044 スケジュール的に、パッケージの全体像より先に個別施策が出てしまうという、不思議なしかし仕方のない順番です、笑。写真は以前に撮影した某地方大学の正門付近です。拡大すると、どこの大学か分かることでしょう。ブログに写真をアップする関係で、新聞記事用とはまた別の、こういった撮影を増やしていかないといけませんね。来週はネタがこれ、写真はええと…と忙しいです。記事はこちらから。ではまた来週~。

| | | コメント (0)

2021年9月 4日 (土)

Outlookに転換、ノウハウ本を活用して

会社のメールアドレスが変更になりました。最後は co.jp だったのが、press というドメインです。合わせてメールソフトもOutlookに変わりました。これまではマイナーなソフトだったので、「最低限でいいや」と考えていて。「もっとよい機能があるのでは」と思っても、手を付けず毎回、無駄足を踏んでいる面がありました…。ですが、Outlookなら広く使われています。人に教えてもらうにもスムーズです。お手伝いしている某大学のメールもこれなので「よ~し! これまでよりは効率的に使えるようにしよう」と思いました。リアルの書店で複数のノウハウ本を比較。2000円クラスのテクニック満載ものは、大きくて保存に邪魔というのもあってパス。1000円クラスの小型なのものを購入しました(写真)。Dsc_1696-1

「ノウハウ本なんて買わなくたって、Webで調べられるじゃん」と思うあなた。それは「ここを調べたい」というピンポイントの対応に限られます。「ええっ、こんな使い方があるの。知らなかった」といった”発見”は、まとまって記された書籍に軍配が挙がる、と私は思うのです。写真の本の上部からのぞく付箋は、そういった発見で、今後も時々に確認するページの目印です。

例えば作成メールの形式について。私は署名欄に入れたURLから、クリックして別のWebページへ飛ぶ機能をつけておきたいと考えました。ので署名や定型文を、それが可能な「HTML形式」で作成するということを、本と首っ引きで、手掛けました。でも「HTMLは迷惑メールと判断される可能性がある」と書かれていたので、「そうなんだ~」と。相手から返事がなかなか来ない時は、「届いていますか? 迷惑メールに分類されてしまったでしょうか?」と再度、メールを出すことになりますが、ここで方式を変えるのがいいのかと気づきました。THML形式ではなくて「テキスト形式」にすれば、迷惑メールに振り分けられない可能性が高い、というわけです。ノウハウってたまにしか使わないのは忘れるでしょ? 「どうやるんだっけ?」という時に、本を開くというわけです。

さあ、これでようやくメール大PRの環境整備が整いました。5月に出した本のPRです。まだ「いくらなんでも挨拶しないと、嫌な顔をされるだろう」という相手だけで、「親しい人全員に、出版を案内する」ことをできていない。普段のメールのやりとりの中で、少々やっていただけです。だって初夏にメアド転換となることが判明して「じゃあ新しいメールアドレスのお知らせと兼ねて」と思い、そうしたら「ちょっとまてOutlookも一通り、体得してからの方がいいじゃない」となって、先送りになっていたというわけです…。親しいはずなのに私からのご挨拶メールが届いていなかった皆様へ。まもなくパリッとお送りしますので、今しばらくお待ちくださいね~。

| | | コメント (0)

« 2021年8月 | トップページ | 2021年10月 »