21 21年9月第4週。東北大、ワクチン接種率87%で授業正常化へ
1.東北大、学生・教職員のワクチン接種率が高くなったことから、10月からは授業を通常化するというニュースです。接種率の高さも、「基本は対面ですべてOK」に踏み切る都市部大規模著名大学ということも、どちらもすごい話です。どの観点でも地域で圧倒的に強い(他にライバルが)&社会的意識の高い東北大こそだからです。北大や九大も、地元の地域ブロックでの存在感は高いけれど、ここまでではない。もちろん東京ではものすごい感染者数だったわけだし、「接種は任意であり、受けないままにする」という人の比率も高いので、難しいことです。でも「政府が本来、実現したかったのはこの形だったんだよね」と考えると多々、思うところがあります。こちらから。
2.東大工学系研究科で相次ぐ企業による教育型の寄付講座、起業家育成やAIというテーマがハマる理由。AIとベンチャーでスポットが当たる松尾豊教授の話など興味深いです。ひところ日経新聞が、松尾先生を頻繁に取り上げていて。私としては「(ライバルであるはずの日経の得意分野に)即、尻尾を振って出向くのも、ちょっと悔しいなあ」と思っていたのです。でもあるルートで機会が訪れたので、そうなれば活用させていただきます(笑)。実際、話もおもしろかったです。社説で書いたのですが、ニューズピックス(ベンチャー関係には反応が高い)で取り上げられてのコメントなど参考になりました。こちらから。
3.科研費の新種目。若手で「海外経験を積んで、国際共著論文を書いていくようになりたい」という研究者には、注目のものです。ポストコロナで渡航を伴う対面の共同研究が再開されつつある中で(欧州など動いている)、日本も遅れずに食い込んでいくためのものです。ヘッドは著名な国際派研究者で、多数派は若手という20‐40人のグループを支援します。写真はイメージ。
昨日のブログで「写真に困る」「本文とは関係ありません、という写真説明」などと書きましたが、そのパターンです! この写真は、記事に書いた科研費のグループではないものの、国際化を進める某大学研究室での交流風景を、国際化のイメージ写真として使っています。つまり「(科研費)本文とは直接、関係ありません」と記す形です。記事はこちらから。
シルバーウィークも最終コーナーです。24金は私はテレワークで、「なんで今日は、メールがこんなに少ないのかな? いつもなら即、反応があるあの人の返事もこないし」と思っていました。ようやく夕方になって、「ここはシルバーウィークの飛び石連休の部分だったため、この日に休みをとった人が多かったんだ」と気づいた次第でした…。