理系女性の講演動画もオープン、2021年11月第4週。
今週は記事と、「世界と伍する研究大学」の検討委員会ユーチューブ動画(300人視聴、私からの紹介は以前にしていて、しつこくなるのでパスします)と、講談社「Rikejo」サイトにおける講演動画のオープンとあります。 写真はRikejo のトップページです。
1.指定国立大に九州大学、10校目滑り込みで指定。ニュースイッチでの私のコメント、ちょっと書きすぎたかなあ? でも新聞記事にはちょっとなじまないけれど、「そうなんだ、聞いちゃった!」って話もサイト利用者には届けたいじゃあないですか。だから情報源は隠しつつ(逆に、どこが明言していたかを示した方が、信ぴょう性も上がる時には「文部科学省・国立大学法人支援課」のように表に出します)解説しました。記事はこちらから。
2.山梨大と山梨県立大の「大学等連携推進法人」の効果。以前から気になっていたんですよ。この法人の第1号ですから。でもおそらく取材を申し込んでも、対面は難しくてWebになるだろうなと思っていて。山梨大の島田学長は厳しいタイプ(国立大学協会で山極前会長に何度もかみついていて、一度はけっこうなバトルがあった…)だから、電話やWeb取材でうまくいけるかなあ、「なんだこの記事は、不正確じゃないか!」と罵倒されたらどうしようって、怯えていたんですよ。本当。でも、各地方大学が注目しているのは間違いない案件だからずっと頭にあって。だからようやくの取材・執筆です。記事はこちらから。
それで、講談社Rikejo (リケジョは、実は同社が商標登録をしている)サイトでの動画です。これは9月に、電気通信大学&津田塾大学&NTTのグループによる理系女性活躍推進のWebシンポがあって、そこで私が40分で講演した内容です。ブルーバックスで「理系女性の人生設計ガイド」を刊行して、そこに書いた内容を基にしているため、相互活用することになったわけです。内容はうーん、実はリケジョ世代向けというより、もう少し上の世代向けです。若手‐中堅‐プロフェッショナルに成長していく段階での落とし穴について、自分の経験も重ねて語っています。
9月のシンポ準備の段階からこのことは分かっていたので、準備&当日の大学の部屋での準備と、力を入れました。「PCカメラの高さを出したいので、厚い冊子など下に入れられませんか?」とか「正面から照明を当てるのに、そちらのスタンドはどうでしょう」とか、うるさいといったらない(担当の男性教員の心の声、笑)。一回きりの講演会と違うんだもん。講演内容も自分としては「もはや改良する余地なし」と思うくらい、完成度を上げています(自画自賛、笑)。ですので理系女性のキャリアアップに関心がある方はぜひ、ご覧ください! そして機会があれば、次のイベントの企画時にご思案くださいな。「男性管理職向けに、こんな切り口で話せませんか?」といったリクエストにも対応します。講演だけでなく、参加者とのディスカッションや意見交換会まで、可能であれば対面で関わりたいです。なぜなら私個人が心から、「多くの人に伝えたい」と思っていることばかり、なのですから!! ではこちらから、どうぞ!