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2021年12月19日 (日)

2021年12月第3週、高知5大学の教職課程連携

大学の連携、それも踏み込んだ方策(中身の薄い連携協定は除いて)は私の取材の大事なテーマです。一方、初等中等教育は対象外のテーマです。この両方が重なるところはやや悩ましい範囲。今回は大学の教育学部や、教員養成課程(私も理学部出身ですが、教職の科目を選択して学ぶことで、中高の理科の教員免許をとっています)の話です。少子化を背景に量的にはダウンでも、優れた教育への社会ニーズは高まって質的にはアップが求められているため、連携は他分野よりずっと重要な課題なのです。

教員養成課程の仕組みになじみがない(自分の学部時代だって、言われた通りに科目をとっていただけ)のでなかなか、手が出ませんでしたが、今回は頑張って取り組みました。四国の国立5大学、つまり4県4総合大学と鳴門教育大学のケースです。地域ブロックでの連携といえば、やっぱり九州か四国がわかりやすいですよね。地理的にひと固まりになっているから。でも四国なら真ん中に四国カルストが横断していて、山越えが大変なため実は、行き来にかなり時間がかかるそうです。写真は有名な徳島県の祖谷渓です。

Kaiten

あ、これは取材時の撮影ではなくて、あたしの観光旅行時のフォトです(笑)。どうです、左手のこの谷の深さ。右に写っているのは、ここで子供たちが肝試しで放尿をしていたという話に基づく銅像です。

5大学連携を嫌がる声もわからないでもない。とくに現場は「自分の働き方としてすべきことなのか、やっても面倒なだけか」など考えますからね。これについては新年のまとめで記します。今回の記事はこちらから。

さて、年末年始の記事手配が佳境に入っています。来週は取材に出向くより、執筆にエネルギーを注ぐ週となりそうです~。

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