2021年12月第4週、「世界と伍する研究大大学」ユーチューブが一区切り
1.今週の記事。大学の学部研究費獲得において、URAの効果は如何に? URAは専門職で研究支援人材という点で、産学連携コーディネーターなど近い存在ですが、記事の円グラフのように前職が多様で、若い人も、女性も、より多いのが特色です。私も専門職で、大学の研究・教育・産学連携の情報発信をしているという点で、近しく感じています。主力の文科省事業が来年度で終わるので、その後を関係者は気にしている段階にあります。…実はこの記事、ニュースイッチアップを見落としていて、一度ブログを完成させた後に今、こちらを追加しております…。記事はこちらから。
2.震災経験者とは違う角度から見つめ直すという、東北大学における学生クラフドファンディング。その一例としての映画祭に私はひきつけられたのですよ。というのはですね、
昨秋の東北大取材の時のことです。私は東日本震災の年の取材で「東北大の研究者はほぼ全員、”社会のために”の意識に変わった。この大学はいったい、どんな大学になっていくのだろう」と強い印象を受けたため、それを携えての満を持しての再取材でした(写真はその時の「東北メディカルメガバンク機構」のデータ管理部署です)。
ところが取材で出てきた中堅世代の研究者に「いや、私は震災後の着任でして…」といわれて拍子抜けした(もちろん、震災の意義は周囲からたたき込まれていると思うけれど)というかショックを受けたのです。自分の思い込み、いろんな人がいるということ(多様性でうね)への思慮不足(皆、同じ思いを抱えていると思ってしまう)ことを反省したのです。東北大の学生であれば「どこにいっても震災の話を押しつけられるけど、自分はその時、子供でまだ九州だったから揺れさえしなかったのだから」など、思うこともあるだろうと。だから今回のクラフドファンディングに注目したというわけです。記事はこちらから。
3.世界と伍する研究大学の文科省の検討委員会に、委員として出席してきましたが、これも最終回です。他の審議会の委員会でもユーチューブがありましたが、審議会系は委員の数が多くて2時間に1度くらいしか発言できないので、あまり「皆様に顔をさらしている」気分がありません(笑)。ので「ユーチューブで出ているんですよ~」的なうれしさ(笑)も最終です。URL、以下に貼りますが、議事録が公開されると動画の方は削除ですので、「今しばらくなら、みられます」って具合です。URLはこちら。https://youtu.be/J9YXlG--VFE
いよいよ年末。取材先とも「よいお年を」のメールが行き交います。私からブログ読者へも同様にご挨拶。「よいお年をお迎えください。ブログも含めて、来年もどうぞよろしくお願いします」。
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