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2022年2月

2022年2月27日 (日)

2022年2月第4週、いつもと違う記事の主語は「ビズリーチ」

とうとう2月も終わり。気温が急に上がり、記事もバラエティーに富んでいい感じです。

1.東大VCの東大IPC、VB人材育成を本格化。グロービス経営大学院大との提携の発表タイミングだったので、そちらをメーンに執筆しましたが、キャリアを中断していた離職女性のVB就職仲介もなかなかの魅力です。私と同じ男女雇用機会均等法の第一世代は、バブル期だったため考えが甘いのか、早々に仕事を辞めてしまった女性が実はけっこういました。「均等法前の先輩女性の大変さに比べれば、はるかにやりやすくなったのに、もったいない」と思っていて。ここでの対象はもっと若い世代でしょうから、「育休制度も整っていながらフルタイムを止めてしまった、もったいない優秀な女性」になるでしょうか。そういう人がVBのような刺激的な職場に入るというのは、VBにも離職女性にもプラスではないかと思います。記事はこちらから。

2.四つの大学共同利用機関法人と総研大、連合体を3月に設立。表はこの4法人17機関の一覧です。Photo_20220226202901 この大学共同利用機関法人の経営については、いまだかつて他メディアで取り上げたのを見たことがありません。3月3日(木)のニュースイッチラジオ(ボイシ―)の、本社での収録時にも、事務局メンバーに言われました。「いくら検索しても、山本さんの記事しか出てきませんよ」って。研究成果なら、国立天文台とか極地研とか人気でよく見るんですけれどねえ。運営費交付金や大型プロジェクトで、国から大きな予算が投じられているのに。納税者に対しても、同法人関係者に対しても、他メディアに対しても「こんなに知られていないままで、いいの?」って言いたいところです。大学研究力強化が盛り上がっている今こそ、社会の関心を集める堂々たる存在になってほしいです。記事はこちらから。

3.ビズリーチ、大学別サイトで学生と卒業生をつなぐ活動で、開設数を倍増の100校へ。実はこの活動のいっとう最初、16年に東京理科大学で会見が会った時に私は出て、記事を執筆していました。それ以降ですので6年ぶりですか。当時も、社長が個別取材に応じますというアナウンスが確かあって、「積極的だなあ」と思っていました。今回の取材でも同様に、多田社長にも、窓口の担当者らにも、よい印象を持ちました。上場して張り切っているのもあるのでしょう。メーンの転職サイトも大盛況だと先日、テレビで取り上げられているのを見ました~。記事はこちらから。

仕事の資料を整理していて、親しい大学トップが3月で退任だと気づきました。国立大は任期が4+2年といった形が多く、6年などお世話になっているわけです。「こちらから依頼しての取材だったり、リクエストをいただいての取材だったり、貴学に出向いての講演だったり、東京での懇親の席だったり。本当に様々な形でお世話になりました!」ってメールをお送りしなくっちゃ。年度替わりに向けて、さまざまなことで慌ただしくなってきそうです。

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2022年2月26日 (土)

コロナ下で老け込まず、柔軟に変わっていく力を

今、新しい切り口の連載を企画していて、取材でベンチャーなど若い企業の若いトップに会っています。技術ベンチャーではない企画のためか(?)、目が点になることがしばしばあります。「そんなこといっても、お客さんがつかないでしょう」と思うような事業が、それなりに回っていて、「時代が変わっているんだな…」と感じます。

プライベートでWebエクササイズをする時にも、自分の好みとは違う種類のプログラムに触れて、「こういうのも人気なの?」と不思議に思います。写真はその「ルネサンスオンライン」のプログラム一覧です。6 例えばダンスエクササイズの「ZUMBA」によく参加しますが、ストリート系なので大人世代にはなじみにくい音楽や、インストラクターのファッションに遭遇します。今回、驚いたのは女性インストラクターが、歯科医がしているようなビニール系の強いブルーの手袋をしていたことです。これ、ダンスで激しく動かす手ぶりをアピールするための、意識的なファッションなのですよね?

コロナ下で外出が減って、同僚を気にしないですむテレワークが増えて、仕事のコントロールがしやすくなって、以前より精神的な余裕が生まれたのは本当に嬉しいことです。でも一方で、年下の同僚と話す機会が減って、コロナで進んだICT・DXに焦って投げ出したくなって、自分の殻に閉じこもってしまう危険が芽生えています。「気を付けないと、早く老け込んでしまう!!」ということです。でも。幸いなのは記者という職業で、対面重視で出かけていれば、初めての場所や人と接して刺激を受けることができるのです。「若い人にはついていけないなあ。もう、一緒でなくていいか」となってしまっては、いけない!!! ですよね。昨今は多様性が重視されていて、年代を含めたさまざまな違いや価値観を受け入れられるかどうかが、「時代遅れの年長者」になるか「変化に対して柔軟な年長者」になるかの、境目ではないでしょうか。

実は今、ベストセラーの「ライフシフト」を読んでいます。それで上記のような感想が出てきた面があります。概要はメディアの紹介で知っていたけれど、予想以上におもしろいです。詳しくはまたブログで書きますが、「人生100年時代に必要なのは、柔軟に変わっていける力だよね!」と自ら言い聞かせています。

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2022年2月20日 (日)

2022年2月第3週。IEEEの漫画プロジェクトは入選作すべてリケジョもの

本記事を書き出す前に、ブログの閲覧数の推移を見たところ、この第3週は連日、高い数値が続いていることを発見しました。SNSのヒットだかで高い数値が一時的に出ることは、これまでもあったのですが、連日というのは初めてかもしれません。「国立大学等監事協議会」での講演が関係しているのでしょう。「おもしろいのかな、この講演って」と思ったら、講師の名前で検索をする。逆に講演で興味を持って「まあまあじゃん。どんな講師かな」とチェックするのもあるでしょう。私も同じ立場だと同様の行動に出ていますから。そう考えると、ブログで串揚げ屋の話(前日のブログのテーマ)を書いている場合ではないですね! 記事紹介を、張り切ってまいりましょう。

1.IEEE日本支部が主催の漫画コンテスト、入賞作は三つともリケジョもの。写真5 はそのWebトップページです。こちらのWebサイトから、入賞作が無料で見られます。そういう設定だと若い人を中心に大勢が目にして、IEEEの社会活動として意義が高まりますね。私が気になったのは、「さんしんちょーでー!」の内容説明です。リリースには、「沖縄を舞台に三線職人と音響工学を研究する女子大生のラブストーリー」という説明と、職人と演奏者とが男兄弟という解説の両方があったので、「王道は三角関係だよね? ドロドロじゃ具合悪いけど、淡いものなら青春ぽくっていいよね~」と勝手に想像。記事出稿まで時間がなかったので、「女子大生”ら”のラブストーリー」と幅を持たした書き方にしてしまいました(笑)。 記事はこちらから。

2.東北大学と三井住友トラストHDの連携。リリースそのものは普通の協定ですが、「これまでにない形の、技術と金融を結び付けたイノベーションをしますよ!」という内容で目立たせました。即、周囲から反響が入ったと取材先がいっていました。ちなみに幹事協議会の中でも「紹介記事のうち、これが最新ですね」と口にしながら取り上げました。記事はこちらから。

3.早大の起業家教育のEDGE‐NEXTの成果。ヘルスケアプログラムで行われたように、学生と社会人が混ざり合っての演習の刺激・効果が大きいことは、MOTの大学院などでも以前から言われていました。両タイプの人材育成になる上に、企業が有償で参加してくれるなら、理想の産学連携教育です。記事はこちらから。

ようやく2月の(ほぼ)最終週までやってきました。待ち遠しくて「指折り数えて」という言葉がありますが、「毎日2、3回(寒さを感じるたび?)は意識に上って」というのが現実の描写です。切望ぶりを分かっていただけるのではないでしょうか。1週間先まで提示された天気予報を見ると、27(日)には最高気温「17度C」なんて信じられないほどステキな数字が出ています! いよいよ三寒四温のシーズンへ。「なんとか生き長らえたな…」という安堵の週末です。

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2022年2月19日 (土)

弊社近辺のお薦め、串揚げの店

大学の先生と名刺交換すると、たまに「日刊工業、本社に行っていますよ」という人にお会いします。弊社の出版局からの専門書だったり、社の表彰事業の審査だったりで、関わがあるからということです。今回は、そんな方にお伝えするお薦めのお店を紹介します!  「味の曙」という串揚げのお店です。外観写真はこちらです。

Dsc_2024

店先の看板?に記された「味」という文字が崩してあって、なんとなく「さすが伝統ある日本橋小網町だな」という気がしませんか。場所(かなりわかりにくい)も外観もピンとこないので、知る人ぞ知るだと思います。ピンとこない外観というのは、逆から撮影した写真でよくわかることでしょう。

Dsc_2022こちらの写真をどうぞ。外壁のさびた配電盤?や配線が歴史を感じさせます(笑)。

今回、訪問してのランチは、串揚げ8本だったかな、サラダとみそ汁とごはんで800円です。や、安いです。「これは何の素材かな~」と思いながら口に入れると、どれもふわっとして「なにこれ、串揚げなのに!」と驚くことを、何度も繰り返してしまいました。

このお店、実は何年も前に、部の歓送迎会で私が幹事の時に使って、「すごくいい店だな」とインプットはされていたのです。でも年長になると幹事役はこないし、夜の営業だけじゃないかと勝手に思っていたし、そもそも拠点が文科省で本社はたまにしか出向かないしで、チャンスがありませんでした。たぶんこんないい店なのに、うちの社員の間でもあまり知られていないと思います。今度、食いしん坊の社内の後輩に紹介することにします。おごらずして自らの評価を上げる、最善の策かもしれません(笑)。

お店の紹介はこちらから。コロナ下ゆえ夜はなしだったかもしれませんが、ずっと頑張ってもらうためにも、機会あれば利用してみてくださいね!

日本橋 小網町 串揚げ「曙(あけぼの)」 (oishii-mise.com) 



 

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2022年2月13日 (日)

2022年2月第2週。数理が苦手でもSTEAM教育で引き付ける方法。

紙面からニュースイッチ、そしてブログと少しずつ、ずらすようやり方を変えたため、「この記事は紹介したんだっけ」と混乱気味です…。

1.NISTEP調査、定番の「博士学生のその後」ですが今回は、やや中途半端な報告書です。レクをした担当者自身が「前回のとは比較できないんですよ」とかいっていて、「レクするというから記者クラブのメンバーも集まっているのに。半端ならレクなしで紙(リリース)だけにすればいいのに」との感想です。同様の気持ちからか、レクで担当者にかみついている某メディアもいました。とはいえ、レクで時間を使った以上、弊紙としては何かしらは書きたい…ということで、社会人博士学生の内訳を書きました。

写真に悩みましたが、「何もない時くらいは、いいか」と昔の自分の写真です。社会人博士学生をしていた時の、学会でポスター発表をしている場面です。わ、若いですね。自分で驚くのもなんですが(笑)、13年ほど前のものだから当たり前ですね…Photo_20220211124101 記事はこちらから。

2.STEAM教育について、数学者の秋山仁先生を取材しての論説コラムです。STEAMのAはアートだけど、美術でもスポーツでも音楽でもなんでもよくて、「面白い」と思うことから入っていけばいい、という話です。なかなかいい出来ではないかと気に入っています。こちらから。

3. 内閣府のオープンイノベ大賞。「呼吸を肺でなくて腸でする」という「腸換気法」に目が釘付け。これ、A4で1枚の説明に目を凝らすも、連携の仕組みを中心に書いてあって技術についてはあまり詳細でない。かん腸を使ってとあるので、肛門から何か差し入れて、内臓の壁面か何かから、酸素と二酸化炭素の交換をするということだと思うのですが、よくわからなくて、ちょっと残念。通常は「技術より仕組み」に関心を持つ私にしては逆の感想です(笑)。同賞は毎年、「△大臣賞」がずらっと並び、「毎年これではイマイチの内容も大いにあり」と、ちょっと斜めに見ていました。が、今回は大賞もおもしろいと思ったし、「いいものをすくい出す」機能に注目すれば、意義は大かもしれません。記事はこちらです。

ところで10(木)の東京近辺の大雪予報はいかがでしたか? 私は「やられました」。文科省に出る日だったのをテレワークに変更したのですが、私の住まい周辺は結局、「雪は降っているけれど、地面は濡れているだけ」。どれだけ積もるのか、街の風景の変わりようを楽しみにしていたのに~。一方、本日午後から明日の14(月)にかけてまた、大雪かもという情報が。明日は文科省に出ないわけにいかず(締め切りの原稿の資料を置きっぱなし)まあ、積もって風景が変わっても、積もらなくて通勤が楽でも、どちらでもよしとしましょう!

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2022年2月12日 (土)

国立大学の監事協議会で講演します!

聴講者がこれまでにないハイレベルという集まり(Webですが)で来週、講演をします。「国立大学法人等監事協議会」の2021年度の月一の講演会です。これまでの講演者の顔ぶれと内容を見ますと、大西隆日本学術会議元会長(学術会議と大学)、大隅良典ノーベル賞受賞者(国立大の基礎研究)、遠藤信博NEC会長(企業が求める博士像)、田中愛治早稲田大学総長・私大連会長(私立大学の経営)といった具合です。最後の3月は増子宏文科省高等教育局長が締めます。すごいでしょう。そのひとつ前の2月が私で、タイトルは「国立大学と社会のコミュニケーション」です。

柱建ては 1.社会は何に注目するのか 2.報道記事から知る「期待」~教育研究/産学連携/研究大学/地方・特色大学 3.メディアを上手に活用する です。どうです結構、魅かれませんか? 自画自賛(笑)。途中で「これではレベルの高い関係者が満足いく内容とはいえない…」と反省して、PPT資料を作成し直しました。ので一部はもちろん過去の再活用にも関わらず、7時間ほどかかりました。自分が書いた新聞記事の著作権(会社が所有している)もうまく対応できたので、「独自性がアピールできる記事をメーンに」とバンバン入れちゃいました。

それからヘッドセットも新しいタイプを購入しました。写真がそれです。Dsc_2031 片耳で、口元に伸びたマイクを支え、逆の耳で先方からの声を聞く、オペレーターなどでよく見るタイプです。写真上部に各耳で使う部位が映っています。これまでは、ワイヤレスのヘッドセットを使っていて、ブルートゥースの通信がイマイチ不安なのです。最初の接続がうまくいかないことが時々あり、初対面のWeb取材なのに、「すみません、入り直してみます」から始めるのって、緊張するじゃないですか。先日は非常勤講師での講義の途中で切れるという事態(まだ一回だけですが)で、PCのマイクとスピーカーでぎりぎり(音量とか)継続、となりました。他にこちらが聴講メーンの委員会などでは、アイフォン付属のヘッドセットも使っています。これはイヤホーン機能に重点が置かれたグッズのため、文科省委員会などで「山本さん、ちょっと音が聞きづらいですね」といわれることがありました。で、三つ目のヘッドセットを入手したわけです。

各大学への案内は監事のほか学長から部局長、職員も課長クラスまで回っているようです。それだけの聴講対象者だなんて、頑張りがいがあります。見逃し配信もしばらくあるようなので、皆様に広く活用していただきたいです。そして、当日はさらっとしか触れませんが、こちらからのお願いをブログには以下、記してしまいます。

講演内容がまあまあで、『日刊工業新聞の記事って有用だな』と感じた方は、ぜひ弊紙の購読をご思案ください!! 新聞と電子版(Web)とどちらでも大丈夫です。電子版ならキーワード検索ができるので、『ライバルの大学はどんなふうに取り上げられているんだろうか』『協定の話が進んでいるあの社は、どんな産学連携の戦略をとっているのだろうか』など調べられるのですよ。

弊紙は大メディアではないので、取材先と購読先が重なります。そのため記者も購読獲得の営業を、時に(四六時中ではないのですが)頑張るよう社に促されます。記者個人の業績が上がれば、皆さまへの取材活動もさらにやりやすくなります。ですので最後に…「購読スタートの際はぜひ、山本佳世子の紹介で、と明示してくださいね!!!!」。どうぞよろしくお願いいたします。

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2022年2月 6日 (日)

2022年2月第1週、SNSで読まれると言ったら若手研究者ネタ

紹介する記事は、電気通信大学の若手研究者支援の新施策。博士後期課程学生の学位取得直後向けに、任期付き助教ポストを用意するという話です。

研究を意識している大学の教員は皆、「学生には博士課程に進学してほしい」といいます。が、これに「もっとも、その先の仕事を見つけるのは大変と思いますが。ちなみに我々は特に面倒を見ませんよ」と続くケースが、分野によっては多々、あります。情報理工系はこれとも違って、昨今は企業のアプローチが強いでしょう。だから「博士課程に進学してほしい」&「もっとも、進学しなくても、いい企業就職がたくさんありますが」となっていたわけです。

そのため今回の施策で、「博士課程に進学すれば、直後は任期付き助教のポストで支援します。その先はいったん学外へ出て力を磨き、本学に戻ってきてくれればもちろん嬉しいけれど、それ以外も含めてキャリアが広がりますから。博士課程を終えてすぐ、AIなどで企業の高給与を狙う道も、これからは強力候補じゃあないですか?」というわけです。記事はこちらから。

若手研究者の各大学施策はSNSで広がるらしく、ニュースイッチのPVもいつも高くなります。過去には山口大、総合研究大学院大、青山学院大、立命館大などなどの私の記事がヒットしています。本当の研究型大学は、外部研究費をたくさんゲットして、そこからポスドクを大勢、雇用するスタイルが確立されています。対して研究型大学でないところはポスドク雇用も少なくて、だからこそ教員職などで若手を引き付ける策が、大事になるのだと最近、ようやくわかってきました。ちなみに写真は同大の学生ラウンジ風景です。Dsc_2013 こういうシーン撮影は「顔が映り込まないように」と気を使いますが、マスク社会になってその点は楽になったかもしれません(笑)。

それから先日、心配していた腰はおかげさまで、10日ほどでよくなりました。もちろん「腰痛悪化や新型コロナ感染になったら、Web取材に集約すればいい」という考えも頭にありました。ですがこの週は、対面でしておきたい案件(写真撮影ありなど)が続きまして。無事、終了。あとはWebだけになっても大丈夫です~

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2022年2月 5日 (土)

テレワーク時ランチに「ちぎりパン」

テレワーク時のランチとして時々、パン食を入れています。ベーカリーでの購入に比べて栄養面を充実させられるのがポイントです。ご飯食のおかずとして残っている肉料理も冷蔵庫から出せますし、乳製品や果物も用意できますから。食事の30分前に手を付けるスムージもあります。これは「朝食時に作ったものの取り置きでは、ビタミンなど分解して栄養価が低下していますよ」と栄養士さん談話も聞いているのですが、新たに作る手間はちょっとね。血糖値の乱高下による空腹(=私はこれが大問題)抑制が主目的でもあり、取り置きで対応しています。

でもパン食って「もうちょっと食べたい」という気分で、悩むことがわりとあります。そこで! これです。Dsc_2018 ジャーンジャジャーン、少し前の週末にトライした「ちぎりパン」です。電子レンジの大きさに合った30㌢㍍角くらいの金属プレート(型)に、小さく丸めた素材を並べてオーブン機能で焼きました。軽い1食分が4-6つでしょうか。でも一食すべてをこれにするのではなくて、冷凍しておいて、ちぎって追加するのが気に入っているのです。好きなのは、別の雑穀パンをゆで卵マヨネーズ(カロリー調整のため、味付けのベースは塩こしょう)を載せて、ドライフルーツ入りベーグルも2分の1個を楽しんで、それでも「ちょっと足りないな」と感じたらた時に、このちぎりパンを食べるのです。いろいろ食べるのが楽しいのです~(笑)。

このパンの作り方を記した本はこちらです。Dsc_2030 売りは、焼く時間を入れて「全部で1時間でできる」というスピーディーさのオリジナルレシピです。表紙のような凝ったものはいざしらず、私が着手したプレーンタイプは本当にそれでできました。バターも砂糖もほとんど使わないし。すごいです。これ、近年増えている雑貨付き本で、焼く時に使うプレートが付いていたのも購入の決め手でした。

これ、どこで買ったと思います? なんとリサイクルショップです。本のリサイクルではなくて、雑貨を含む服のリサイクル店でした。よくこんなものに目が行ったなあ、と出会いを不思議に思っています。

記者の仕事もまさに、出会いのもの。ベテランになっても今なお、週に何人かと「初めまして」「どんなお仕事内容なのですか」とやりとりできる職業というのは、なかなかのものです。ブログを書きながらそのことを思い、改めての感謝の気持ちとなりました。

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