2022年2月第4週、いつもと違う記事の主語は「ビズリーチ」
とうとう2月も終わり。気温が急に上がり、記事もバラエティーに富んでいい感じです。
1.東大VCの東大IPC、VB人材育成を本格化。グロービス経営大学院大との提携の発表タイミングだったので、そちらをメーンに執筆しましたが、キャリアを中断していた離職女性のVB就職仲介もなかなかの魅力です。私と同じ男女雇用機会均等法の第一世代は、バブル期だったため考えが甘いのか、早々に仕事を辞めてしまった女性が実はけっこういました。「均等法前の先輩女性の大変さに比べれば、はるかにやりやすくなったのに、もったいない」と思っていて。ここでの対象はもっと若い世代でしょうから、「育休制度も整っていながらフルタイムを止めてしまった、もったいない優秀な女性」になるでしょうか。そういう人がVBのような刺激的な職場に入るというのは、VBにも離職女性にもプラスではないかと思います。記事はこちらから。
2.四つの大学共同利用機関法人と総研大、連合体を3月に設立。表はこの4法人17機関の一覧です。 この大学共同利用機関法人の経営については、いまだかつて他メディアで取り上げたのを見たことがありません。3月3日(木)のニュースイッチラジオ(ボイシ―)の、本社での収録時にも、事務局メンバーに言われました。「いくら検索しても、山本さんの記事しか出てきませんよ」って。研究成果なら、国立天文台とか極地研とか人気でよく見るんですけれどねえ。運営費交付金や大型プロジェクトで、国から大きな予算が投じられているのに。納税者に対しても、同法人関係者に対しても、他メディアに対しても「こんなに知られていないままで、いいの?」って言いたいところです。大学研究力強化が盛り上がっている今こそ、社会の関心を集める堂々たる存在になってほしいです。記事はこちらから。
3.ビズリーチ、大学別サイトで学生と卒業生をつなぐ活動で、開設数を倍増の100校へ。実はこの活動のいっとう最初、16年に東京理科大学で会見が会った時に私は出て、記事を執筆していました。それ以降ですので6年ぶりですか。当時も、社長が個別取材に応じますというアナウンスが確かあって、「積極的だなあ」と思っていました。今回の取材でも同様に、多田社長にも、窓口の担当者らにも、よい印象を持ちました。上場して張り切っているのもあるのでしょう。メーンの転職サイトも大盛況だと先日、テレビで取り上げられているのを見ました~。記事はこちらから。
仕事の資料を整理していて、親しい大学トップが3月で退任だと気づきました。国立大は任期が4+2年といった形が多く、6年などお世話になっているわけです。「こちらから依頼しての取材だったり、リクエストをいただいての取材だったり、貴学に出向いての講演だったり、東京での懇親の席だったり。本当に様々な形でお世話になりました!」ってメールをお送りしなくっちゃ。年度替わりに向けて、さまざまなことで慌ただしくなってきそうです。