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2022年2月26日 (土)

コロナ下で老け込まず、柔軟に変わっていく力を

今、新しい切り口の連載を企画していて、取材でベンチャーなど若い企業の若いトップに会っています。技術ベンチャーではない企画のためか(?)、目が点になることがしばしばあります。「そんなこといっても、お客さんがつかないでしょう」と思うような事業が、それなりに回っていて、「時代が変わっているんだな…」と感じます。

プライベートでWebエクササイズをする時にも、自分の好みとは違う種類のプログラムに触れて、「こういうのも人気なの?」と不思議に思います。写真はその「ルネサンスオンライン」のプログラム一覧です。6 例えばダンスエクササイズの「ZUMBA」によく参加しますが、ストリート系なので大人世代にはなじみにくい音楽や、インストラクターのファッションに遭遇します。今回、驚いたのは女性インストラクターが、歯科医がしているようなビニール系の強いブルーの手袋をしていたことです。これ、ダンスで激しく動かす手ぶりをアピールするための、意識的なファッションなのですよね?

コロナ下で外出が減って、同僚を気にしないですむテレワークが増えて、仕事のコントロールがしやすくなって、以前より精神的な余裕が生まれたのは本当に嬉しいことです。でも一方で、年下の同僚と話す機会が減って、コロナで進んだICT・DXに焦って投げ出したくなって、自分の殻に閉じこもってしまう危険が芽生えています。「気を付けないと、早く老け込んでしまう!!」ということです。でも。幸いなのは記者という職業で、対面重視で出かけていれば、初めての場所や人と接して刺激を受けることができるのです。「若い人にはついていけないなあ。もう、一緒でなくていいか」となってしまっては、いけない!!! ですよね。昨今は多様性が重視されていて、年代を含めたさまざまな違いや価値観を受け入れられるかどうかが、「時代遅れの年長者」になるか「変化に対して柔軟な年長者」になるかの、境目ではないでしょうか。

実は今、ベストセラーの「ライフシフト」を読んでいます。それで上記のような感想が出てきた面があります。概要はメディアの紹介で知っていたけれど、予想以上におもしろいです。詳しくはまたブログで書きますが、「人生100年時代に必要なのは、柔軟に変わっていける力だよね!」と自ら言い聞かせています。

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