2022年3月第4週。東北大「被害はあっても、大丈夫」
東北大の記事を、通常の大学もので掲載するその前日。3.16深夜に、宮城・福島地震の大きな揺れがやってきました。「東北大の被害はどうだろうか。親しい皆の安全性は確保できたのだろうか。記事としても、現況とあまりにずれてみっともないものになっては辛いな…」と気になりました。が、朝PCを開くと広報さんから「掲載ありがとうございました! 地震被害もこれから詳細確認ですが、大丈夫です!」的な元気なメールが入っているではありませんか。「学内外、対応は大変なはずなのに、ウチの新聞をもう見ていてくれたの?」ってびっくりです。その後、同大幹部とやりとりする中でも皆、落ち着いていて「こういう時のために準備を重ねてきたのですよ。東日本大震災の経験を存分に生かしています~」みたいな余裕を感じます。さすがです。写真は同大の地震緊急ページです。
本日、紹介する記事は、それを受けて執筆した東北大の初動状況です。記事はこちらから。
新幹線も止まっているのは痛手だろうと心配だったのですが、さらにその後の幹部とのやりとりで「公務で東京に出向くのは飛行機です」と知りました。そういえば東日本大震災の時には、飛行場がメタメタだったはず。主要交通手段が二つあるというのは大事なんだな、と実感しました。ちなみにプライベートでは「格段に安い高速バス」になるようで、手段は三つ以上というわけですね。卒業、入学の時期だけに学生も大変かと思いますが、こうしてたくましい東北大生が育っていくのだな、と頼もしく思いました。