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2022年4月

2022年4月30日 (土)

メディアにバンバン出る、理系女性リーダーの内永ゆか子氏

一昔前に比べて、大手メディアで変わってきたことの一つに、「超有名人ではない個人の取り上げが増えてきた」ことがある、と感じています。メディアが限定されていた時代は、取り上げる方も取り上げられる方も偉そう(権威的)だったけれど、SNSなどメディアが多様化したことで、軟派になってきているのかなあと思います。読み手が「身近に憧れのモデルを持つ」手立てになるという意味では、いろいろな年齢やレベルの人の露出があった方がよいと感じています。

理系女性だけど研究者ではなくてビジネスパーソンとして、強力なモデルの一人が内永ゆか子さんでしょうか。女性活躍推進のJ-Winという組織の理事長をしていて、日本IBMの専務から、他の企業のトップにもなった人です。ビジネスの世界ではかなり有名ですが、一般の若い女性などであれば昨今のメディアを通じて初めて知り、「私も頑張ろう!」と奮起するだろうと想像します。私も紙面で複数回、取り上げてきていて、このところ朝日新聞や日経新聞でも大きく出ていて目に付きました。

その内永氏が主宰する、女性活躍関連の取材をしている女性メディア人の夜の集まりが、少し前にありました。私は初めての参加でした。写真はその会場となった、六本木の国際文化会館です。Dsc_2074 日が暮れる時分だったのでライティングも美しく、久しぶりの仕事関連の華やかな場(シンポジウムとかではなくて、飲食の場です、笑)だったので、気分が上がっちゃいました。中に加わってみると実際、ものすごく楽しくて。参加者の年齢層も高め(私と年齢の近い)だし、女性向け雑誌のメディア人もいるとあって皆、知的で話題も豊富です。最初はおとなしくしていた私ですが、内永さんの力説が△に及び、それは科技系のテーマだったため、私もさりげなく発言してスムーズに入っていくことができました。

久しぶり…で刺激を受けたのは皆、オシャレで流行に敏感だという点もありました。服やカバンなどにお金も使っています。元々、科技系で地味(笑)な上に、新型コロナで縮こまっていた私には刺激的で。「懇親会はいいものを絞りつつ、参加していかなくちゃ」と思ったのでした。さてGW。いつもと違う友人と会って、知的で楽しい時間を過ごして、それに新しい服を買いにも行っちゃおうかな~!? 

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2022年4月24日 (日)

2022年4月第4週。芝浦工大の研究力×ダイバーシティー

GW前の紙面制作が佳境に入り、週末に少し原稿執筆を手がけないと間に合わなくなりました。といって休みの日だけに気が乗りません(笑)。こういう時のパターンは、まず「土曜は仕事PCにタッチしないリラックスデー」にして、一週間の疲れを癒してから、「日曜に、何時間くらいで完了するか推定しながら、遅くならない時間帯に仕事関連のPCに向かう」形です。先ほど終了したことで、ブログ執筆へシフトです~。

今回は、芝浦工業大学の研究力×ダイバーシティーの強さ。理工系単科大学はどうしても女性活躍推進に後ろ向きな中で、同大は村上前学長が強力に旗を振った結果が、この記事のような成果に結びついています。村上学長はすごく押しの強いタイプで「部下になったらキツイだろうなあ~」と思っていましたが、だからこそ急速に改革が進んだというわけでしょう。

5年ほど前の学長コメント入りの記事を、ニュースイッチでリンクしようと思ったのですが、「その記事は日刊工業電子版ではありますが、ニュースイッチでは扱っていませんよ」との指摘が。そ、そうですね、ニュースイッチのサービス自体、近年のものですからね…。

この記事のきっかけは、少し前のWebでの山田学長のメディア懇談会で、私はそれを踏まえて改めて取材して記事にしました。メディア懇談会で「うわ、この進展度、すごいじゃない!」とひかれました。でも、通常の文教担当のメディアは、同大の学部生や大学院生の女子支援策には反応しても(実際、記事を目にしています)、「研究絡みでやや細かい内容となると、取り上げないだろうな」と予想しまして。おかげさまで弊紙にて大きく書くことができました。よそと違うメディア、記者の特性を生かせるこのパターンが一番、好きなのですよ(笑)。記事はこちらから。

ちなみに写真はいいものがなくて。同大取材時に建物写真を試みましたが、大きすぎてうまく収まる撮影距離がとれなかったのです。ということで、某女子大のキャンパス風景です。Dsc_2167 女性活躍推進で言うと、理工系単科大学と逆ということでの関連付けです(やや無理あり?)。こちらも追って記事にしていきますね。

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2022年4月23日 (土)

自民党本部に久々に出向く

科学技術部のキャップ、文部科学省主担当だった数年前と比べ、足が向かなくなった先の一つが自民党です。先日、文科省記者クラブ向けに「自由民主党 政務調査会 文部科学部会長 山本ともひろ」の名前で、意見交換会の案内があり、「科技イノベならうちの部の他記者に任せるけど、文部科学部会だと文教だから、私が行くかな」と出向きました。写真は自民党本部です。Dsc_2163

集まりの趣旨は「部会は役員5人+5人程度で開催していて、終了後に記者ブリーフィングもやっているけれど、最近はメディア記者があまりきてくれない。もっと親密にやりとりをして、活動を社会へ発信してほしい。ついては意見交換会も定番でやっていこうかと思っている」というものでした。

文教の社会部記者が中心の集まりではいつも、私はおとなしくしています。今回も山本氏が、各社の要望を順に聞く中で「弊紙は産業の専門紙ですので、集まりのテーマが、産業とつながる大学などの人材育成に関わる時には、参加したいと思います」とさらっと流しました。

ところが後半、「部会でどんなテーマを取り上げてほしい、といったリクエストはないかな」との氏の発言で、何社か聞いた後、「専門紙だったらどう?」と振られまして。えーっと焦りつつ、必死に頭を回転させます。それで、「今、産業界がこぞって大学に期待しているデータサイエンス(DS)教育に関心があります」と言い出せました!(笑) 少し前までは企業は学部生を白紙で受け入れて社内教育をしていたけれど、DSやAIなどは企業側にも蓄積がなく、大学に大いに期待している。初等中等教育(会に参加の記者のほとんどの関心はここ)でもプログラミング教育の必修化が動いている背景もある。このテーマは自民党の科技イノベで手掛けているが、教育の本丸の文教部会であれば、どのような切り口での議論になるのか、興味がある、と返しました。ひゃあ、なんとか切り抜けましたああ~(笑)。

帰り際に意外な展開が一つ。名前を呼びかけられて「あれっ、今…何の担当なの」といきなりタメ口になってしまったのは、相手が科技系の文科省の親しい官僚(少し年下)だったからです。いただいた名刺の肩書を見ても、よく分かりません。「…△の担当なんでしたっけ」「いえ、それは◇課長です。私は国会対応で」とのやりとりです。今だにわかっていなくてハズカシイですが、仕方がないです。なかなか「ここは得意な分野でないからおとなしくして、誰にも気づかれないですまそう」というわけには、いかないようです…。

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2022年4月17日 (日)

2022年4月第3週。NIIが新年度入りでWeb会見

ご紹介はいつも、日刊工業新聞の紙面・電子版掲載 ~日刊工業のニュースイッチ掲載 ~本ブログで掲載、としています。そのためブログではタイミングが遅い印象があるかもしれませんが、ご理解くださいね。

1.国立情報学研究所(NII)、新年度からSINETをバージョンアップし、研究データ基盤と連動させて稼働。写真は4月1日に行われたWeb会見の案内です。喜連川所長をはじめ計4人が登場です。へえっ、と思ったのは4人の顔写真(それもバストアップと呼ばれる肖像写真)が並んでいた点です。珍しいです。気合が感じられますよね。

Nii

私は昨夏の概算記事で連動を書いています。つまりNIIの研究データ基盤のことを、昨年の春から知っていたというのがちょっと自慢です。データサイエンスやデータ駆動型研究に関わる新しいところですし、SINETと相乗効果という点で、「NIIのこれらの事業が日本のインフラになってくる」と実感するためです。

でも一般には、まだまだ理解されていないようで。ニュースイッチの見出しの方も、SINET6の性能「毎秒400ギガビット…」が使われていました。私の文章力不足ですかね…。引き続き、発信していきます。記事はこちらから。

2.東京理科大、産学連携本部を設置。産学連携の活動のうち、共同研究の強化は大学組織も熱心なのに対して、大学発ベンチャー(VB)の支援は中途半端なことが多いです。というのは産学共同研究なら、企業から大きなお金がすぐ振り込まれて、研究者も嬉しいし、間接経費をとる大学本部も嬉しいから。対して大学発VBは成長に多大な時間がかかり、失敗の確立も高いし、それらをひっくるめて「研究者の個人的活動」とみられるためです。とはいえ近年は、VBが上場して大成功、特許を保有する大学に還元あり&寄付の期待もできる、地域振興策として政府も大々的に後押し…となってきました。東京理科大も潜在力が高いということで、これからを楽しみにしています。記事はこちらから。

GWが近づいて、遊びの予定も固まって気分が上向きです。これを励みに、GW前後の企画記事にも力を入れてまいりましょう~。

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2022年4月16日 (土)

憧れは4-5月の花を愛でる平日遊び

私は花を含む植物は得意な方で、百花繚乱に向かうこの季節はもちろん大好きです。そして「もっと平日に遊びに出歩きたいなあ~」と思うのが毎年のことです。4月頭の取材先近くでは、「あれっ、どうしてこんな人出なの。入学式は今日ではないよね?」と驚くも、シニアグループが多いことから「そうか、ソメイヨシノのお花見なんだ。平日昼間だけど」と気づきました。それで取材後に一駅、歩くことに予定を変更して、私もその界隈の桜を愛でて帰りました。

今ですと八重桜ですね。Dsc_2143 写真は文科省隣の財務省敷地内のもの。後ろ左は経産省。後ろ右はカラになっている旧日本郵政ビル(25年度に環境省が入るらしい)です。文科省帰りの18時すぎでこれですからね、日が長くなりました。

それから藤の花もシーズンです。栃木県のあしかがフラワーパークが、宣伝ポスターの迫力がいつも気になるのですが、ゴールデンウィーク前でなにかと慌ただしい週末に、栃木まででかけるハードルは高すぎる。「定年退職したら平日に行きたい~」と今から楽しみにしています(笑)。

それからGWあけたら、バラですね! ちなみにツツジは色が一面になりすぎるので、好みではなくて。東は京成バラ園(まだ行ったことがない)、西は神代植物園(20年くらい前に行った)。この時期は例年、文科省記者クラブ幹事業務と重なって気疲れするため、週末は休養で終わっています…。あっ、でも日比谷公園なら行けるかな、スケジュールノートにメモして予定しましょう。

思う存分の平日遊び…。憧れです。でっもそれは将来、いくらでもできる(笑)。もう数年の間は我慢が必要です。本日もこれから、仕事ではないけれど、仕事と相乗効果となる原稿の執筆です。冬物ウールの洗濯干しも終えたし、冬場メーンの水筒の茶渋取りもしたし(家事の方がまだ楽しい?)。さて、集中して頑張るといたしますか!

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2022年4月10日 (日)

2022年4月第2週。JSTと理研の新理事長にビビる

今春の国立研究開発法人(官庁の人は、ケンパツホウジンと呼びます)のトップ人事は大幅でしたね。私は国研はあまり手を出さないのですが、よく知っている人としては3人がトップ就任でした。JSTの橋本氏は、総合科学技術会議(当時)議員に研究者代表として入り、物質・材料研究所理事長で斬新な産学連携を打ち立てました。理研の五神真氏は東大前総長。就任が50代半ばと若かったため、総長の6年の任期を終えても定年まで間があり、教授に戻っていました。JSPSの杉野氏は、文科省で研究振興局長がラストですが、課長時代から取材していました。役人ぽくない、文化人みたいな個性的な人です。

JSTと理研の両理事長に共通して思ったのは、「比較的、若い時に転機となる役職に就任し、成果を出した人は、次の組織のポストも回ってくる。社会への貢献度が大きいのだなあ」ということです。科学技術系のプロ経営者として、活躍の場を広げていく感じでしょうか。近年は日本の産業社会でも、社長が50代半ばや前半で就任することが増えているのと合わせて、そんな感想を持ちました。それで、
1.JST理事長会見の記事はこちらから。

2.大学支援ビジネスの連載②、リバネス。ユニークな会社です。かつて仲間が「大学サークルみたいだ」と評していまして、今もそんな雰囲気が良くも悪くもあります。写真はHPからの3代表。それぞれRibanesu_20220410103901生命科学、薬学、農学の博士号を持つ同年齢、「3人とも個性が違う」(グループ代表の丸氏)だそうな。私は丸氏しかまだ面識がないので、他のお二人にそのうちお会いするのが楽しみです。記事はこちらから。

3.高知大学のスマート農業、音声メディアのボイシ―で公開。以前に紹介した記事の音声解説、こちらから。

ボイシ―はなるべく、複数の機関が関わるような大物テーマにしているのですが、今回は適切なものがなくて1ニュース記事だけでの取り上げでした。自然、密度は低めになりましたが、分かりやすさを考えるとこれも悪くないかな、と振り返りました。

 

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2022年4月 9日 (土)

図書館デビュー

新型コロナウイルス感染症が猛威を振るっていた間は「大勢の手でベタベタ触ったものはちょっと…」と敬遠していた図書館の利用。引っ越しして2年強、スタートしました。電車の中でハードカバーを手にしている人をと見かけると、ついチェックしていました。裏表紙に付けられた「△図書館」のラベルを(笑)。私も今度は、通勤や取材先行き来の時にチェックされる側です(笑)。

私は生活全般で「どうしようかな。Webの断片的な情報よりも、全体をしっかりつかみたい」という時は、実用本を手に取ります。その後も繰り返し目を通しそうなテーマは購入して、ラインマーカーを引きまくります。が、最初に頭に入ればOKというなら、図書館はよい選択肢ではないでしょうか。Hon-dsc_2135

最近、手元に集めた本はこんな感じです。私の関心ごとが白日の下にさらされますね(笑)。まず右二つは眼科案件。白内障は強度近視の人で進みやすいものです。近年、白内障の水晶体を置き換えると同時に、近視に老眼に乱視まで治せる眼内レンズ(IOL)が出てきていて、これを「やろうかな」と思案しているのです。単焦点の白内障レンズは保険適用で10万円ほどです。が、私の複雑な目で、憧れの眼鏡ナシの人生(笑)を実現させるには、保険適用外で100万円ほどのハイレベル医療となりそうなので、シッカリ調査しております。ブログ読者の皆様、情報あれば教えてくださいね。

真ん中と左下は、私が時々、不安が強く出て落ち着かなくなる気質を、なんとかしようと思ってのものです。「マインドフルネス」、自分磨きに熱心なビジネスパーソンなら、耳にしたことがあるのではないでしょうか? 真ん中の本はビル・ゲイツが強力お薦めの、マインドフルネスと10分間瞑想の指南書です。これにそって一週間、朝の瞑想を継続しております。詳細はまた記しますね。

それから左上が、楽しみとしての小説です。「え~、こんなの好きなの」と思われるとちょっとハズカシイ…ということで、ブックカバーをかかております。仕事が大変な時期などは、帰宅途中は娯楽要素の高い本をそろえます。

図書館の問題は、期限が2週間と割合と短いことでしょうか。複数の本を並行して読むのがいけないんでしょうかね。あっというまに期日がやってきます。図書館利用が軌道に乗ったら、自分のスタイルはどんな風になっていくのか、これも関心あってちょっと楽しみです~。

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2022年4月 3日 (日)

2022年4月第1週(3月第5週)、80年先を見据えた計画は東工大限定?

1.東北大の記事、前回のブログでいった「3.16深夜の地震とは別の記事」です。ブログでは記事掲載の順番と逆になっております。整備中の放射光施設のデータ活用などで、東北大が六つなど多数の企業群を設立する計画、です。なかなかおもしろい記事だと自負しており、地震の対応も重要だけど、こちらもきちんと情報発信できてよかったです。こちらから。

2.東工大、2100年まで見据えた超長期計画。田町の収入を活用して、いったいどんなことをするつもりかという問いに対する答えが、こちらです。これ、実は益学長が登場したWebセミナーで紹介された内容を、それだけではあまりに記事にするには危なかったため、追加取材してまとめたものです。夕方にあったWebセミナーはメディア人のほか、卒業生などにも向けたもので、質問が多くですぎて途中で打ち切られたほどでした。卒業生からはくだんの田町の件だから質問がたくさん出てくるのは分かっていたはず、とはいえ予想以上だったということでしょうか。ちなみに同日午前中には学内人向けで実施したそうです。満を持しての情報発信ですね。こちらから。

3.大学面で「大学支援企業」の連載を始めました。6回ほど、私一人で取材・執筆です。ただニュースで私のコメントを入れてるケースが多いこともあり、連載の各回は「私のコメントはパスするけれど、ニュースイッチで順次、取り上げて、私の執筆記事だと分かるよう山本佳世子の欄に入れてね」と編集部にリクエストしました。初回は最近、転職サイトとしても大人気のビズリーチ。Photo_20220402180601 写真はHPから、高額年収での転職成功率が高いので皆が引きつけられているようです。記事はそっちじゃなくて、同社の大学支援活動についてです。こちらから。

ニュースイッチのコメントを控えたのは、「このところコメント内容が今いち」というのが理由の一つです。うーん。以前、転載されたニューズピックスでの別の人のコメントで、「結局、(皆がいろいろコメントしていても)山本さんのコメントが一番、おもしろい」なあんて書いてもらって「うふふ。それは私が取材した張本人ですからね!」とほくそえんでいたのに。最近はいいコメントが出てきません…。本紙掲載とニュースイッチ掲載に1週間ほど間をあけたため、執筆者としての私の勢いというか、ワクワク度も下がってしまっているのでは、と要因を想像します。なるべく取材ノートに「これはニュースイッチでのコメントに」「こちらはブログでのコメントに」とメモをしつつ、記事を執筆することにします。あれっ、これってちょっと本末転倒?!


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2022年4月 2日 (土)

A5スケジュールノートを、リングファイルからシステム手帳に変える

いや、もっと早くに気づくべきだったと反省しています。長年、使っているA5サイズのスケジュールノートです。20穴のリングファイルの4月始まりスケジュールレフィルを買いに行くと、「置いていません」と言われることが数年前から続いていたのですから。そのたびに取り寄せを注文していたのですが、なぜ「複数の店でこれじゃあ、人気がないんだな。他のはどんなのが使われているのだろう」と考えなかったのでしょう…。今春、お店を回って3件目、「そのメーカーのそのシリーズは、他サイズはありますがA5は廃番です」と言われて、ショックを受けました。どうするの、もう4月の予定を書き込まなくちゃいけない時分なのに!?

仕方がありません。メジャーなシステム手帳タイプに変えることに、その場で決断しました。6穴タイプです。「もしかして、リングファイルの一部の穴を使っての6穴かな? それならこれまでのものをそっくり移せるのだけど」と思いつつ店員さんに尋ねると、「不可」。これも仕方がありません。ということで写真のような転換となりました。Dsc_2106 手前が新しいタイプ。下が以前のタイプです。パッとみて、穴のサイズが違う(リングファイルの穴を一つ飛ばしにしても、ハマらなさそう)ことがわかりますね…。

それまで使っていた定番メモ(会社関連、文科省系、個人の各種番号など)は悩んだ末、一部はコピーして白紙ノートに貼り付け、一部は書き写すようにしました。それからもう一つ悩んだのが、各日の時間ごとのスケジュールの書き方です。

というのは「A5システムファイル用のスケジュールノートは、こんなふうに使ってください」という例が載っていたのです。写真です。私の例ではないですよ、印刷されて入っていた例です。Dsc_2107 つまり各日とも横軸に時間軸が伸びていて、「10時‐11時半」に相当する横棒の下に、メモを入れているのです。それまでは私は同様のノートで、各日の縦軸を時間として、つまり午前の予定は上部に、午後は真ん中、夜は下部にと横長に書いていたのです。それが当たり前だと思っていました。でも、当たり前ではなかった…。普通は皆、どんな形で書いているんでしょうね。昨今はスマホでの末ジュール管理だけの人もいるそうですが。

まあせっかくなので、事例通りに使い始めたところです。狭くて次の予定がくっついて、メモがずれちゃうかなと思っていたのは、意外にそうでもないです。日中の仕事が真ん中に集まるので、朝と夜にあたる両端に、「いつでもいいからこの日中に済ませる案件」を書くようにすると、「割合と使えるかな~」と感じているところです。もはや新年度の異動という楽しみも辛さもなくなった(塩漬けともいわれる、笑)身としては、こんなところで新年度入りを楽しんでおります。

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