2022年4月第3週。NIIが新年度入りでWeb会見
ご紹介はいつも、日刊工業新聞の紙面・電子版掲載 ~日刊工業のニュースイッチ掲載 ~本ブログで掲載、としています。そのためブログではタイミングが遅い印象があるかもしれませんが、ご理解くださいね。
1.国立情報学研究所(NII)、新年度からSINETをバージョンアップし、研究データ基盤と連動させて稼働。写真は4月1日に行われたWeb会見の案内です。喜連川所長をはじめ計4人が登場です。へえっ、と思ったのは4人の顔写真(それもバストアップと呼ばれる肖像写真)が並んでいた点です。珍しいです。気合が感じられますよね。
私は昨夏の概算記事で連動を書いています。つまりNIIの研究データ基盤のことを、昨年の春から知っていたというのがちょっと自慢です。データサイエンスやデータ駆動型研究に関わる新しいところですし、SINETと相乗効果という点で、「NIIのこれらの事業が日本のインフラになってくる」と実感するためです。
でも一般には、まだまだ理解されていないようで。ニュースイッチの見出しの方も、SINET6の性能「毎秒400ギガビット…」が使われていました。私の文章力不足ですかね…。引き続き、発信していきます。記事はこちらから。
2.東京理科大、産学連携本部を設置。産学連携の活動のうち、共同研究の強化は大学組織も熱心なのに対して、大学発ベンチャー(VB)の支援は中途半端なことが多いです。というのは産学共同研究なら、企業から大きなお金がすぐ振り込まれて、研究者も嬉しいし、間接経費をとる大学本部も嬉しいから。対して大学発VBは成長に多大な時間がかかり、失敗の確立も高いし、それらをひっくるめて「研究者の個人的活動」とみられるためです。とはいえ近年は、VBが上場して大成功、特許を保有する大学に還元あり&寄付の期待もできる、地域振興策として政府も大々的に後押し…となってきました。東京理科大も潜在力が高いということで、これからを楽しみにしています。記事はこちらから。
GWが近づいて、遊びの予定も固まって気分が上向きです。これを励みに、GW前後の企画記事にも力を入れてまいりましょう~。
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