22年6月第4週、早大総長再任の裏話
早稲田大学の田中総長、再任になりました。早大は昔から、広報が優秀で信頼できる大学の筆頭です。今回は「再任のリリースを出した翌日、各社30分ずつインタビューの時間を設けます」「一度で過半数が採れなかった場合は流れて、2回目の選挙後に同様の設定とします」と連絡がありました。
再任が決まって、各社30分。多少は自分なりの質問を投げかけましたが、多くは田中総長が話したいことをうかがう、という感じに(少なくとも私の回は)なりました。となると「どのメディアもほぼ同じ内容を聞いているんだよね」。記事掲載が遅くなるとおもしろくないので、急ぐ必要がありました。実際、私の掲載と前後して、読売新聞に大きなインタビューで入っていました。それともう一つ、「総長が自ら話したのではない内容を、どんなふうに入れるか」です。今回は取材を終えて、「広報さんへの確認を少し、お願いします」とやりとりしていたところで、総長がお手洗いに入って。出てきたところを「済みません、あと一つだけ。選挙で応援してくれた皆さんは、どの点を評価して票を入れてくれたのでしょうね?」と追加で聞きました。きゃあ、うまくいきましたあ! その返事は、新聞の記事本体ではなくて、ニュースイッチでのみ記しました。こちらからどうぞ。
写真は取材前の時間調整で入った、大隈会館前のカフェで売っていた早大グッズの購入品です。 三角形の小銭入れ。ワセダワセダしていない(型押しのマークはよく見ると、大隈講堂とWASEDAの文字の組み合わせですが、目立たない)ので、私が使ってもいいなと考えました。これ、他でもたまに見ますが、形がユニークなんですよ。皮革1枚にボタンを付けて折りたたんでいるんです。写真二つ目は、 ボタンをはずして広げかけたところ。三つ目は 完全に開いた、展開図になります。おもしろいでしょう?
まあ大学グッズは部外者が、あえて買うほどでないものが多いです(笑)。それでも大学取材のついでに生協などでチェックして回るのが、私のちょっとした楽しみとなっています。