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2022年6月

2022年6月26日 (日)

22年6月第4週、早大総長再任の裏話

早稲田大学の田中総長、再任になりました。早大は昔から、広報が優秀で信頼できる大学の筆頭です。今回は「再任のリリースを出した翌日、各社30分ずつインタビューの時間を設けます」「一度で過半数が採れなかった場合は流れて、2回目の選挙後に同様の設定とします」と連絡がありました。

再任が決まって、各社30分。多少は自分なりの質問を投げかけましたが、多くは田中総長が話したいことをうかがう、という感じに(少なくとも私の回は)なりました。となると「どのメディアもほぼ同じ内容を聞いているんだよね」。記事掲載が遅くなるとおもしろくないので、急ぐ必要がありました。実際、私の掲載と前後して、読売新聞に大きなインタビューで入っていました。それともう一つ、「総長が自ら話したのではない内容を、どんなふうに入れるか」です。今回は取材を終えて、「広報さんへの確認を少し、お願いします」とやりとりしていたところで、総長がお手洗いに入って。出てきたところを「済みません、あと一つだけ。選挙で応援してくれた皆さんは、どの点を評価して票を入れてくれたのでしょうね?」と追加で聞きました。きゃあ、うまくいきましたあ! その返事は、新聞の記事本体ではなくて、ニュースイッチでのみ記しました。こちらからどうぞ。

写真は取材前の時間調整で入った、大隈会館前のカフェで売っていた早大グッズの購入品です。Dsc_2322 三角形の小銭入れ。ワセダワセダしていない(型押しのマークはよく見ると、大隈講堂とWASEDAの文字の組み合わせですが、目立たない)ので、私が使ってもいいなと考えました。これ、他でもたまに見ますが、形がユニークなんですよ。皮革1枚にボタンを付けて折りたたんでいるんです。写真二つ目は、Dsc_2321 ボタンをはずして広げかけたところ。三つ目はDsc_2320 完全に開いた、展開図になります。おもしろいでしょう? 

まあ大学グッズは部外者が、あえて買うほどでないものが多いです(笑)。それでも大学取材のついでに生協などでチェックして回るのが、私のちょっとした楽しみとなっています。

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2022年6月25日 (土)

押し入れ荷物整理に、WIC(ウォークインクローゼット)を応用する

急に暑くなり、本日から1週間、猛暑の天気予報となっています。「関東の梅雨明けは今年は早い」との記事も見て、雨不足にならないかと心配です。個人的には仕事用も自宅用も、服が真夏仕様に”完全シフト”です。ということで本日は、衣類収納場所のクローゼットがテーマです。

仕事服は寝室で、備え付けの蛇腹扉のクローゼットと、対角に据えたがっしりとしたポール型ハンガーラックの両使いです。ブラウスやカーディガンも基本、つるして並べています。今、使っているものをハンガーラックに、今は使わないものを蛇腹扉のクローゼットにかけていて、割合と頻繁に入れ替えています。入れ替えながら「今度の講演会にはどれを着ていこうかな~」などと思案するのが、楽しみの一つです。

もっとも憧れは「ウォークインクローゼット」(WIC)なんですけれどね。これ、男性はあまり知らない単語かもしれません。「歩いて入っていくスペースのある衣類収納場所」という意味です。写真でいうとまあ、こんな感じです。Dsc_2087 これは通販カタログ(最近はWebシフトで、減っているのがちょっと寂しい冊子体)からの切り抜きです。両側に服の収納スペース、&正面には引き出し棚も見えますね。この真ん中のスペースに自らが入って、あれこれ服を選ぶ形です。こういった使い方を小ぶりの部屋丸ごとでするのが、おしゃれなマンションの間取り図に最近、記されているWICなのです。ファッションのプロや通はこれなんでしょうね。

私の場合はWICを持つほど部屋の余裕も服もないので、前述のような形にしています。その中で少し前に「これはすごい!」と思いついたのが、押し入れ上段における収納への応用です。押し入れに書類やグッズを入れるのって、スペースに無駄が生じやすくて難しいでしょう? それを、ふすまを開いた時の状況を、このWICの写真のような形にしたのです。

つまり片側に3段のカラーボックスを倒して二つ重ねて、書類のA4袋をずらっと並べます。逆側にはまあまあの見栄えで大きさが中位の段ボール箱を、横倒しにして重ね、横から出し入れできるようにします。これらの積載の上に鞄を置いたり、別の箱を積んだりします。ポイントは「左右の収納ボックスからモノを出し入れできる」ということです。WICと同様、真ん中をあけておくのが理想です。

理想、と書いたこと、気づきましたね? そうなのです、なかなか真ん中をがら空きにしておくのが難しいのです。実際は「必要になったらスペースを開けられるような荷物」を、普段は置いているという状態です…。 でもまあ、押し入れWICは”自分イノベーション”(ネット上などでよく紹介されているのかもしれないけれど、まあいいとして)なので気に入っています。少し前に建てられた住居では、まだまだ和室は健在ですからね、私のアイデアをご参考ください。

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2022年6月19日 (日)

22年6月第3週、地方大学の支援が盛り上がってきました

私にとって取材対象の第一の大学は、首都圏の研究大学なのです。が、同時にそうでないところも意識して、目を向けるようにしています。真逆といったら、地方の教育中心の中小規模大学でしょう。なにしろ数が多いですからね。もっとも全国に支局がある日刊工業新聞ゆえ、通常の取材は支局に任せる仕組みです。そのため私自身が訪問するのは基本、学長・理事らの支援や、講演会で出向く機会(基本は年休取得で)に限られています。あっ、文字フォントを替えたのは「学長・理事らの単発のお手伝いなどで、ぜひ声をかけてくださいね」というアピールです、念のため。 他方、「中央政府による地方大学支援」で文科省・内閣府(たまに経産省)をウオッチできるのは、文科省記者クラブに軸足を置いているおかげです。政府の「地域中核・特色ある研究大学総合振興パッケージ」 をはじめとする動きが、いよいよ出てきました。その関連で今回は二つ。

1.内閣府新規の、地域中核イノベ事業が競争率5倍に。 通常の新規事業の競争率は2倍程度が多いでしょうか。5倍というのはかなりの人気だと感じます。この「地域中核大学イノベーション創出環境強化事業」って、名前が長ったらしいし、ピカッとしたワードがない(あちこちで使っている言葉がつながっている)し、「その点はイマイチだな」と思っていたのです。ところが取材に出向いて、「以前は『国立大学』を頭においてやっていた事業を、『地域中核大学』に替えてリニューアルした」と聞いて、そうかあ、って思いました。

リニューアルといっても、国立大の時は企業資金や寄付の獲得金額伸びなどが重視されていて、地域中核大学向けとは条件が違うのですよ。だから、「同じ大学支援で、原資をそちらに振り替えた」という意味でしょう。昨年度までのケースも文科省の運営費交付金の中の改革予算ではなく、内閣府の大学イノベの予算だったので、こんなシフトができるんですね。もう一ついうと最初、「これ新規ってあるけど、補正予算事業ではないようだし、どこから出てきたの?」と思っていたのですが「PRISM」の仕組みを使っていると判明しました。記事はこちらから。

Photo_20220616184901

写真はとある地方国立大です。小規模校でも理工系だと施設は、これくらいのボリュームになるんですね。

2.地方国立大の定員増、2023年度実現は中四国3大学で選定。 前回ゼロだったのに、今回三つというのは意外でした。島根と徳島の採択を見ると、「県内大学がそもそも少なくて、その上で理工系イノベーション人材の教育をする」という切り口がよかった、と読み取れそうです。

と同時に、広島大が比較的、一般的なテーマ(近年の人気)だったので「よく入ったなあ」という感想も持ちました。いろいろある私大などで取り組む一般的なIT人材育成とは違うのです、と審査員にアピールして、理解いただけたということなのでしょう。記事はこちらから。

こうなると私もやっぱり、今夏の概算要求で地域中核大学の新規支援事業を抜きたいですねえ。「抜き」とは他メディアより先に書く、という意味です。他メディアと競う案件で、先にブログで宣言するか? と悩むところです。が、まあ少しは自身を追い込む(ってほどでもない?)ことで、パワーが出ると思って記述してみました。頑張りますね~!

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2022年6月18日 (土)

WOWOWの映画「ディスクロージャー」で、エンジニアの思いを想像する

文科省記者クラブ幹事業務が、少し前に終了。今年はトラブルゼロという、とてつもなく素敵な展開でした、笑。期間中は「トラブルで心身共に参るかもしれないから」と、通勤の行き来用におもしろそうな本を集め、週末用に映画放送の録画に励みました。今年は特別に、知人のルートで3カ月無料のWOWOWという楽しみがあったのが、ラッキーでした。写真はDsc_2288三つのチャンネルのプログラムや、番組の解説が詰まった5月と6月の冊子です。

せっかくだから新しい映画とか、舞台(演劇)とかミュージカルにも手を出してみたいとは思うのですよ(スポーツはまったく関心外)。でも「どれを優先するの? 一週間に20本は録画できないよ?」となると選ぶのは、「若い頃、話題になっていたけれど、見そびれていたもの」となりました。やっぱり音楽や映画などは青春の時代と離せない面がありますよね~。

その中で予想以上に面白かったのが「ディスクロージャー」です。IT関連メーカーのシアトルの支社で、技術者の男性幹部が主人公。本社から副社長で上司に振ってきたのが昔の恋人の女性(30歳ちょっと!)で。彼女から強力なセクハラを受けるも翌日、本人が「セクハラを(主人公から)受けた」と社内で言い出して、法廷ではないけれど、弁護士が双方についての調停で争います。これには主人公の開発・製造部門と別会社の統合のビジネス戦略が絡んでいて…、というストーリーです。制作は94年。それはそれは恐ろしい女性上司のセクハラや、VRなどの技術、西海岸の自由な雰囲気のオフィスなどがぞろぞろ、出てきて驚きました。つまり、「今の日本でなら実感できるこれらの事柄は、ちょうど30年前のアメリカで先端だったのね」という感想です。

全然、時代遅れの印象はありません。原作者がマイケル・クライトンですから、おもしろいのは当然ですかね。あと、私が気に入ったのは、IT会社ではなくて、メーカーであるという点です。理工系出身ですからね、「エンジニアの誇り」とか好きなんですよ。機会あればぜひ、この映画を見てみてください。主人公を演じるマイケル・ダグラスだって、最近の映画では冷徹な大富豪ビジネスマンがはまり役だけど、当時はまだそんな雰囲気が醸し出されていないのですよ。おっと、自分もそんなわけで30年、年を重ねているのでしたね…笑。

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2022年6月12日 (日)

22年6月第2週、AI/機械学習/バイアス/MS&お茶大 で引き付けたい

記事の見出しは、読者を最初に捕まえる大事な部分です。新聞記事の見出し付けは「整理記者」という紙面全体の編集をするメンバーが、伝統的に手掛け、私たち上司のデスクや部長と調整します。ニュースイッチでの見出しは、Webサイトのニュースイッチ編集部のメンバーが別につけています。外勤とも呼ばれる記者はどちらのケースでも、「こんな見出しがいいんじゃないかな?」と提案しますが、最後に決めるのは社内の内勤の編集サイドになるのです。

もっとも今回の記事、ニュースイッチ見出し「AI機械学習のバイアスを可視化する 米マイクロソフトとお茶の水女子大学が組んだ」は、ほぼ私のリクエスト通り、かな。「AI」「機械学習」「バイアス」「米マイクロソフト」の単語がぱっと目に入ったら、読者は食いついてくれるだろうと思っての見出し付けです。でもビジネス系Webの「ニューズピックス」では当記事が採用されていません。なぜ? ビジネスパーソン向けに、科学技術や大学の雰囲気を抑えた見出しにしているし、中身だってそうなのに。残念です。でもニューズピックスに頼らなくてもそのうち、世の中の人が「AI」「バイアス」と入力して検索した時に、私の記事が上位にババーンと出てくるように「なる」…とは言い切れないので、「そうなるといいなあ~」に納めておきましょう(笑)。記事はこちらから。写真はお茶大のキャンパス内に新設、今春から使われている音羽寮(キャンパスのある辺りの地名としては大塚もあるのですが、音羽の方がハイソでおしゃれ)です。

Dsc_2153

お茶大卒業生の心のふるさと、大山寮(大学から30分くらいのところのメーン学生寮)は音羽寮にシフトして現在、跡地は国立大の土地活用のため定期借地のマンション建設用に動いています。こちらも私が最初にニュースで書いたんですよ。オマケでこちらから。あっ、こちらは同じ建物が当時の「完成予想図」として載っています~!!

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2022年6月11日 (土)

お弁当と生協食材

文科省の食堂話を続けます。昼休み、早めに入れたとしてもその後、混んでくるので、なるべく大勢が座れるように席を選ぶのが普通ですよね? 気遣いが求められる日本人としては(笑)。ところが先日は、隣の2人席にお弁当持参の女性が座りました。「きっと、小鉢など少しだけ購入して、お弁当と組み合わせるのだろう」と横目で見ながら思いました。が、どうも一つも購入品がないようです。それってどうかなあ、と食堂の経営側でもないながら、ちょっと気になりました。

で、お弁当ですが、私も持って行っていた時が少しだけあります。新型コロナの前、まだ記者クラブの日刊工業ブースには4人が机を並べていた時分です。年長の私が「食堂に行くけれど、だれか行く?」と声をかける(急ぎ執筆のことも多く、いつもコンビニ弁当というメンバーもいました)、というのが日課でした。懐かしいですね、ウナギの寝床に4人がずらっと並んで。冗談も行きかい、楽しいと同時に、うるさいなと思う時もありましたっけ。

ところがある時、新聞の家計アドバイスの記事で「昼食は必須のものなので、こずかい払いにするのはおかしい」と目にして、そうだな! と思いました。少し前までは家族それぞれのこずかいで昼食代を出していたので、それはそれでリーズナブルというか公平だったのですが、状況が変わりつつある時でした。それで、昼食代をこずかい払いから外すために(実は家人には宣言せず、密かに)「自宅からお弁当を持っていく」という形にしたのでした。

それで新型コロナです。昼食、夕食とも自宅でのケースが激増し、食の大切さに思い至ったのは、コロナ下の多くの皆様と同じです。今春からは、食材を宅配してくれる生協を始めました。写真は週1でくるチラシの束(包装材を含め全部、リサイクルで持って帰ってくれます)と申込用紙です。Dsc_2267 食材宅配の業者もいろいろありますが、知人が「いくつも見比べたところ、少し高いけれどここが一番、ヘルシーでいい」と推薦してくれた「生活クラブ」を選びました。

さほど多くは買わないものの、「狙い通り!」と喜んでいるのは、鮮魚の冷凍食材です。近くの複数のスーパーでは、どれもイマイチで。まず鮮度がよくなくて、焼くとどれもボロボロ…。扱っている種類も少ない。そもそも魚は肉に比べて高め(高級牛を除く)。でも生協のものは水揚げしてすぐ冷凍、というのが基本なので、もちろん国産が大半で、身がしっかりしていて、「おいしいわ。違うねえ」と実感するわけです。鮭なんて「おおー、これが日本のおいしい鮭だ!」と。脂たっぷりのサーモンが食べたい時には近所のスーパーで入手する、という使い分けまでできるようになってきました。

ということで、「ワーク&ライフバランス」というより、「ワーク&ライフ一緒くた」で人生をより豊かにさせつつある私でした。

 

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2022年6月 5日 (日)

2022年6月第1週、工学院大は建築デジタルツイン

定番ではそれまでなかった取材先で、幹部や広報と親しくなると、「新しい取材先が開拓できたな」と嬉しくて、なにかと案件を見つけて取り上げるようになります。最近では工学院大学がその一つです。写真は、学生活動の養蜂プロジェクトでつくったという入浴剤です。

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私はなるべく無香料の品物を選ぶクチなんですが(有機合成化学の出身なんですけれどね)、これは控えめながら上品でとても香りがよくて。「生協で売っていますか? とても気に入ったので購入したいです」と広報に伝えました。が、残念、非売品なのだそうです。学生プロジェクトの成果ということで、そんなにたくさんのハチミツ採取ではないから、ということなのかもしれません。

それで記事は 1.工学院大の建築デジタルツイン教育。 日刊工業新聞は記者が業界別担当で動くので、「建築業界担当の記者&読者なら、これって当たり前のことかな?」と思いつつ、「分野を限定しない大学・産学連係関係者が記事を見て、多くが『へえっ』と思うなら、書いてOK」と判断します。他分野なら、デジタルツインという言葉ではなくても、「リアルとバーチャル」「フィジカルとサイバー」といった表現でソサエティー5.0を意識しているので、刺激になるだろうと考えました。記事はこちらから。

2.URA支援で、JST理事長が次策を思案? 近年増えた10年間の文科省事業、終わり近くなると「あっという間」と関係者は皆、思うところでしょう。今年度で終了のためこの1、2年、がたがたしていたのが、URA10年雇用の予算が付いていた「研究大学強化促進事業」です。どうなるのかなあと私も思っていましたが、何しろアイデアパーソンの橋本理事長の提案ですから、ね。結構、ありかなと。ただこの形は10兆円ファンドの利益が生まれ、JSTから国際卓越研究大学への配分が始まった段階での事務経費を使う、という設計です。つまり実現しても数年先。来年度に、と言うわけにはいかないという事情ではあります。記事はこちらから。

3.ニュースイッチのボイシーは、「ジェンダード・イノベーション」です。こちらから。

ボイシーは月イチ(第一木曜日)を私の配信日としてやってきましたが、けっこう忙しいものです。それで二月に一度に減らしてもらうことになりました。回数が減る分、選りすぐりが出てくるということで(笑)、引き続きよろしくお願いいたします。

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2022年6月 4日 (土)

文科省食堂利用は、時間帯がキモ

先週から続き、文科省の地下1階の食堂の話です。まず、私としては「お薦め」です。機会あればぜひ、利用してみてください。私は外食の思案は、栄養バランス/ボリューム(あまりに少ないのは困る)/価格の3点によります。その意味で文科省の食堂は合格点で、文科省にいる時には95%方、食堂利用です。定食を選ぶことが多いのですが、写真のようなイベントメニューを選ぶこともあります。ちなみにこれは5月のもので、木曜の欄がデザートランチのスペシャルになっていますね。

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いずれにせよ「けっこうおいしい!」と思ったら、ちゃんと「感想カード」に記入して投函しています。もっともこのカードを書いている人を他に見たことがないんですけれど。いいんです、そんなことは。私しか書かないってことは、私のリクエストが通りやすいってことですからね。きっと。

キモは時間帯です。通常はすいてくる12:30くらいに行くので、売り切れメニューがけっこう出ているのが悩ましいところ。対して今期の記者クラブ幹事期間中は、12:00メドで行くと前回、お話しました。メニューは好きなものが確実に選べます。ところが先日、12:05くらいになってしまい、大変な目にあいました。

まず、エレベーター(EV)が満員で乗れません。もっとも記者クラブの12階は、EVが「12-17階(だったと思う)の中層用と、「1-12階」の低層用の両方が止まります(地下はどちらも止まります)。のでスピーディーな中層用をあきらめて、最初に乗り込める低層用へと回りました。よしよし。そして食堂。列ができています。「今日はコレ!」とさっと決めて並んだのですが、途中で「しまった、この列は私の希望しているメニューの列ではないわ…」と気づきました。並び直そうかと考えましたが、そちらも長い列。私、基本的に並ぶの好きじゃないんです。待ち時間が気にならないスマホも、持ってきていないし。よって外でお弁当を買うことに変更しました。

ところが外もどこもコミコミ。コンビニで並んでようやく順番が来たと思ったら、「あっ、セルフレジの列が別にあったのか! こっちに並ぶべきだった」と気づく有様です。食をめぐる戦い(?)で、昼食時に疲れませんよう、ランチ時の文科省周辺はお気をつけてくださいね。

 

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