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2022年8月 7日 (日)

22年8月第1週。理工系の授業に日刊工業新聞を取り入れる

1.日本工業大学の新1年生の教養の授業「現代社会の基礎知識」の中で、日刊工業新聞の紙面を活用する授業のゲスト講師を務めました。写真はこちらです。Photo_20220807110101 同大を見ている親しい営業担当者(同世代の同性)のさまざまな企画の中で、新聞を大事にしてくれている(今時、稀有な、笑)教員側と盛り上がって、「ぜひ山本さんにやってもらいたいです!」と来たのです。嬉しいことですう~。

紙面では授業の内容を、写真を使った読み物のコラム記事にして、さらにニュースイッチでは私の感想もふんだんに入れた長め記事にしました。営業担当の彼女は、「他の大学でも絶対、取り入れたらいいと思う」と、あちこちへのPR素材にする思惑があるようです。

前半に使った”科学技術をはじめとするコミュニケーションのポイント”にあたる内容は、私の講演の定番です。大学教職員向けでも、導入の軽い部分に持ってくることがあります。演習がキモとなる理工系の大学院修士学生向けも、学部生の理系就活を切り口をする場合でも使います。さらに今回の相手は、この間まで高校生だった初年次の学生です。

普通、プロの教員がする講義だと、「社会人向けも学部1年生向けも同じ」ってことはないですよね。科技コミュも研究者の学術研究領域としてあって、そちらも学びの年齢によって線を引いて区分けしていると思います。学術分野の専門というのはそうやって、ある種のヒエラルキーを醸し出している気がします。でも「科技コミュなんて初めて」という聴講者が大半、という場であれば、年齢も学歴も関係ないわけです。演習などは違いを出しますけどね。日本工大生なら1年生でも「日刊工業新聞って、読んでみたらおもしろい」と口にして、その思いを改めて強くしました。記事はこちらから。

2.大学の研究力向上に向けた、地域総合パッケージ&国際卓越研究大学(10兆円大学ファンド)の”これから”。議論している文科省科学技術・学術審議会の大学研究力強化委員会の委員をしているので、こんなふうに委員(議論)と記者(取材・執筆)の相乗効果を発揮しています。文科省と日刊工業新聞社と大学などの、Win-Win-Win(私の造語)でもありますね。委員として東大総長、東北大総長、慶大塾長、横浜市大学などが入っているので、こんなに中身に魅かれて、かつやりがいのある委員会は他にないですよお。記事はこちらから。

ブログ執筆で今、実際に手を乗せている家PCの、家マウス(天井裏を駆け回ってはいませんが、笑)が不調です。最初、「なんで選択の操作が、おかしなところに行っちゃうの?」と分からなかったのですが、同じPCのまま、会社貸与マウスに替えたところ、問題がなくて、気づきました。そういえばもう、古いものねえ。モノって明らかな壊れ方や擦り切れが出てくると「買い替えだな」と思うのですが、そうでないと寿命のことはあまり考えなず、今回みたいに「いったい何なんだろう??」となってしまいますね…。新しいマウスは、ビッグカメラのポイントが溜まっているのでそれで、購入することにしようっと!

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