キャンパスでの飲料水、どうなってる?
某大学の取材後、生協でランチ。あれ、給茶機はないのかな? そこで知ったのが、「その生協は新型コロナを機に、食堂利用者への給茶・給湯を止めている」ということでした。ええ~! 写真はこちら。 ランチを終えてから撮影したので、閉店のじゃばら扉(枠だけですが)がかかった状態です。
周りを見回してみると、学生たちは皆、PETボトルを持っています。気の毒に。だって物価上昇を皆、気にしている時期ですよ。500ミリリットルPETって150円ほどするでしょう。自宅から水筒またはPETに、飲み物を詰めてきているケースもあるでしょうか。私は「外取材で歩くのに、500ミリリットルを持ち歩くのは重い…」と考えるタイプです。でも食事に飲み物なしってわけにはいかないでしょう。
ちなみに他の大学の生協では、こんなのはまったく見かけません。感染拡大初期で、「いったいどれくらい恐ろしい感染症か」と怯えていた時期ならともかく、いまだにこれって…。現場から文句が出ないんでしょうか? 私も、ぶつかりあうのは避けたいタイプなので、「どっちでもいいことはスルーする。絶対に頑張らなくてはいけない時に、抗議するエネルギーをとっておく」のが信条です。でも毎日のことで、こんな不便をこうむっていたら、「今こそ、声を挙げねば!」と動いているだろうなと想像します。
一方。これはSDGSの連載で、麻布大学を取材した時のこと。学生がプラスチック削減のための自主活動で、PET自販機の設置を減らそうとし、大学にウォーターサーバーの設置を働きかけたという話でした。皆、サーバーからマイボトルに飲料水を詰めているのです。いいですね!
実は自宅にもあるんです、レンタルのウォーターサーバー。引っ越し時の家電まとめ買い時に薦められ、その場で水の代金を計算して「いいかな」と思ったのですが、「やっぱり割高だったじゃん!」 という代物です。情けない話です。しかも引っ越した先は引越前と違い、水道水の味に問題がないと後に判明し、重ねてもったいないです。ようやくレンタルを終了できる日が近づいてきました。早く視界からいなくなってほしいです。日本は水道水が安全でおいしい数少ない国なのですから、飲料水くらい、ストレスなく飲みたいところです。
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