研究・製造の悩み解決マッチングと、成蹊大の教員紹介インターンシップ
定番の取材先というほどではないけれど、何回か行き来があって、他の新聞の取り上げもないので、その意味で私の「ちょい十八番」になっている取材先の案件で、記事を二つ。
1.研究・開発・製造現場のDXなど手法の悩みを、大学発スタートアップ(SU)とマッチングさせて解決する、ラボベース(旧POL)です。新サービスの名前は「ラボベース パートナーマッチ」。 同社はCEOが東大工学部在学中に立ち上げた学生発SUです。理系学生の就職サイトでけっこう知られています。就活支援よりハードルの高い、大企業の困りごと解決ビジネスへ参入です。
写真は同社オフィスがある大手町ビルの屋内です。中央EVスペースから片側を見るとベージュの、逆側を見るとグレーの、雰囲気の違う廊下で各オフィスが並んでいます。おしゃれですね。超便利なところに昔からあるビルで、内装は力を入れているのでしょう。
実は初めて行った同社取材で、スマホの地図アプリを使って屋外からアプローチしようとしたら、かなり迷ってしまって。蓋を開けてみれば「大手町ビルって、丸ノ内線改札直結のあそこだったの…」と。今回はスムーズに(でも念のため、オフィスドア前まで行った上、スマホで約束時間まで調整という形)行きました。記事はこちらから。
2.成蹊大学理工学部、教員紹介型インターンシップを1学科から全3学科へ拡大。共同研究先の中堅企業でやってもらうこのインターンシップって、いいですよね。他大学にもあっておかしくないのに、「他大学に話すと驚かれる」そうです。
不思議に思いましたが、キャリア教育担当ではない理系の教員は、こんな手間のかかることはしたくないのかも、と思いました。就職支援は私立大学の評判を左右する、超大事な案件だけれど、それは担当部署や執行部にとってのことであって。国立の研究大学などだともっとはっきりとしていて、「就活は学生個人の活動だから(自分には関係ない)」とクールな教員が多い。卒業式の日に「それで君、どこに就職なんだっけ。えっA社なの」という場面に出くわしたことがあります。ラフな取材中で、学生が教授へのあいさつで顔を出した時のことでした…。記事はこちらから。
さて年内、最終週です。お正月原稿もついに完成させました。1月4日付。取材先にも苦労したし、たくさんのネタを基に「どう書くか」にも悩みました。この裏話は年明けまでお待ちくださいね~。
| 固定リンク | 0
コメント
メールをお送りさせていただきました。
よろしくお願いします。
投稿: | 2022年12月27日 (火) 12時35分