声をかけられると張り切る気質
新年あけましておめでとうございます。 ニュースイッチにブログにと多面的な情報発信を、時として「面倒だなあ」「新聞記事としてはすでに発信済み、大半の記者はそれで終わってるのに」と思うことがあります。でも。もう少し頑張ろうと思います。新型コロナでの働き方改革も進んでいるし、年齢的にも仕事が押し寄せるほどではなくなってきているのだし。新聞と違う読者が、たとえ数は少なくとも私のファンともいえる読者が、愛読してくれているのですから。佳世子、がんばる。皆さま、今年もよろしくお願いいたします。
2023年最初の記事は、内閣府委託事業の「大学支援事業」(PEAKS)について、上山CSTI議員のインタビューです。記事掲載は年末でしたが、ちょうど座長も替わってリニューアル、気分一新ということで。上山議員は弊社の記者仲間の間でもちろんキーパーソンと認識されていますが、なぜかインタビュースタイルでの記事は初めてでした。いかんですね、失礼しました。写真はCSTIのHPからの議員紹介です。PEAKS新座長の佐藤議員も入っています。
上山塾という表現について、CSTI事務局に相談した時には「控えて」と言われたのですが、まあ紙面でなくてニュースイッチならいいかな、と入れてしまいました。ちなみに塾の卒業生の幹部は、東京農工大・千葉学長、名古屋大・杉山学長、岡山大・那須次期学長(4月から)、東北大学・青木理事、大阪大学・尾上理事などです。なかなかのメンバーですね。ちなみにPEAKS、参加の制限は別にないようですので、メンバーになっていない大学も加入を検討してみてはいかがでしょうか。
ただ私が思うのは、メンバーになっているだけだと何も得られなそうだな、ということです。ワーキンググループに入って「本学に応用するべく、大いに活用しよう」と考えたり、米大学の研修を受けたり(英語で大学改革の話をずっと議論していくのは、研究者の専門分野の国際学会と違ってハードルは高いですが)して、アチコチから刺激を受けることが大事だと思います。私も加入したてなので、これからなのですが。記事はこちらから。
私、今回のケースみたいに「気になっていたけど、手つかずだった」という案件で声をかけられると、張り切っちゃうんですよ。意見もバンバン言うし、記事も書くし。2022年は国際卓越研究大学を議論する、文科省の科学技術・学術審議会の下の、大学研究力強化委員会がそうでした。こんなにやりがいのあった委員会は他になかたです。でも。すっごく残念なことに、同審議会の委員は10年任期というのがかなり厳格に守られていて、私もまもなく任期終了なのです。残念です。同審議会の下の複数の委員会のミッションが、ごっそりなくなって寂しいです。メディアの論説委員で、修士まで理系の女性で、博士号を社会人で取得していて、大学と科技をいったりきたりの専門記者で、それなりにユニークな視点を持っているかと思います。「じゃあ、うちで張り切ってもらおうかな」と2023年、お声がかかることを心待ちにしています。
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