« 創造性発揮の5%に向けて 2大学統合の新名称記事で思う | トップページ | 白内障⑦ 急転直下、多焦点から単焦点へ変更に »

2023年1月22日 (日)

リリース記事化率「31%⇒75%」の東大物性研 &DS学部、百花繚乱

文科省記者クラブのホワイトボード(会議室にあるようなキャスター付大型タイプ)が、ちょうど1日でいっぱいになるくらいです。科学技術系の研究成果のリリース発表は。いつも「こんなにリリースを作っても、記者クラブ常駐の加盟者が取り上げるのは、ずいぶん限られているよなあ」「それよりも『この中ネタは、専門紙としてちょうどいい規模の日刊工業新聞に書いてもらおう』という判断を、随時入れて行った方が労力対効果はいいだろうに」と思っていました。でも研究者は今時の評価でリリース本数を問われるため、「掲載されなくてもいいから、リリースしましたという実績がいる」という状況を今回、知りました。

1.東大物性研は、リリースの希望案件に数万円の課金をすることで、「イチオシの内容で、新聞メディアがしっかり書いてくれる案件だけを、リリースにする」ということに成功したという話です。その率、31%から75%へ。おもしろいでしょう? 科学技術や大学のニュース記事を書く中で、こういう切り口のもの(それも劇中劇のような、笑)は珍しく、でも実は関心を呼ぶ内容でないかと思っています。

実はこれ、「リリースの書き方指南の講演会をしてくれないか。それもガツンと研究者を刺激するようなものを」と、親しい物性研関係者に声をかけられたのがきっかけでした。写真はその講演会のチラシです。Dsc_0002_burst20230122094911614 どうです、このタイトル。「書かれてなんぼ、プレスリリースの真価とは」。意味としては「書かれなくちゃ価値ないでしょ、プレスリリースなんだから」、ですね。複数のタイトル候補を私が示す中で一番、刺激の強い「ひゃああ~」というものが選ばれました(笑)。

ちなみに私は関西人ではないのですがこの言葉、以前から気になっていて。どこかで使ってみたいなと思っていました。それは理工系の強い中堅大学、東京都市大学での取材時でした。三木学長(元東工大副学長)が研究力強化のためけっこう厳しいことを教員に課していて、大丈夫ですかこんなプレッシャーかけて、といったところ「学長は、嫌われてなんぼ」っていったのです。すごいですね! 「自分は皆に、嫌われることをしてこそ価値がある」っていえるトップなんだ、と。気の弱い私は目がくらみそうでしたよ(笑)。

閑話休題。それで講演の打合せをする中で、課金制の話が出てきて、「それ、記事に書きたいですね」。講演会の前に取材をするという形で、一石二鳥で出向きました。記事はこちらから。

2.データサイエンスの新学部・学科は百花繚乱です。自分が取材した滋賀大、慶大、一橋大の事例を使ってのまとめ記事。私としては「そろそろ『新学部開設で大人気だと思ったのに、別の大学に学生をごっそり取られちゃって、見込みと全然、違うじゃない!』というケースが、出てくるだろうな」と気になっていましたので、そのあたりを入れてみました。
記事はこちらから。

スマホで撮影し、パソコンのピクチャで管理していた写真が一部、行方不明になっています…。社内のIT担当者にあれこれ聞いて探すのですが。でも「残念だけどまあいいか」と思ってもいます。会社スマホの転換と、年明けてから書く記事の待ちと重なったので、「絶対になくしてはいけない写真(記事掲載の上で必須のもの)は、いつもと別建てで確保しておく」と頭に入れていたからです。正解~!

| |

« 創造性発揮の5%に向けて 2大学統合の新名称記事で思う | トップページ | 白内障⑦ 急転直下、多焦点から単焦点へ変更に »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 創造性発揮の5%に向けて 2大学統合の新名称記事で思う | トップページ | 白内障⑦ 急転直下、多焦点から単焦点へ変更に »