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2023年3月

2023年3月26日 (日)

早大の国際卓越研究大プランと、東工大・医科歯科大統合に伴う事務職員への影響

1.国際卓越研究大学、3月末締め切りに向けて応募の山を迎えています。早大の中身を一足先に一面で、田中愛治総長コメント入りで紹介しました! こういう案件は、応募前に聞かせてもらうことは難易度が高いと理解していました。応募するかどうかさえ、多くの大学は明確にしていないままで来ました。それくらい、各大学は思惑を抱えているのですから。

実際、取材のチャンスを得ての問いかけに対して、「他大学に知られても、真似できない部分だけ(なら話してもいいでしょう)」という感じでした。でも早大は近年の私の得意大学の一つ。「あのテーマも、この切り口も、なぜこう動くのかもわかっている」と自信がありました。だから一部しか話してもらえなくても、「これはこういう意味だな」「ここはこう解釈して間違いない」と、膨らませて書きました。

年俸7500万円は、単独のニュース記事で1面に行ってもおかしくないインパクトがありますよね。でも時間がなくて、再度の取材は難しかった。それより国際卓越研究大学は急がないといけない記事で、これと絡んでいることは間違いない。のでセットにして、より目を引く記事に仕立て上げた、という具合です。記事はこちらから。

2.東工大と医科歯科大の統合に関わる解説記事、事務職員への影響です。こんなテーマ、どのメディアも書かない、というか関心がない、というか思いつかない、というところかもしれません。読者にしても同様でしょう。実をいうと社内でも、原稿が取り置かれたり、掲載が別の欄に移ったり、「あまり関心を持たれていないな」と感じていました。

でも。発信したかったんです、この件。統合で周囲も湧いていて、2学長や理事がアグレッシブで、研究者もイケイケであっても。事務職員の負担増はかなりのものだな、と思ったのです。新大学の名称を議論するワーキンググループのメンバーは、いいですよ。やりがいがあって、楽しかったと思います。でも一般から寄せられた6000件を分類して、下準備をするのは事務職員です。私だったら「やりたくない…」と感じました。写真は東工大の本部事務棟です。Img_2516

自身の経歴上(学歴に加えて、大学関連の職歴、本業の大学担当など)、親しい事務職員がいろいろな大学にいます。彼ら彼女らの価値観とか思いとかも、一般メディアの記者より、知っているのではないかと思います。当事者は表立って言えないでしょう、すばらしい統合だって声しか聞こえてこない中で。それから常々、「教員はえらいけど、事務職員は、別に…」みたいなヒエラルキーも、どうかなあと感じていて。それで「書こう」と思った次第です。この点、ぜひ感想をお聞かせください!! 記事はこちらから。


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2023年3月25日 (土)

睡眠障害が気になりクリニックへ行く

睡眠障害っていっても、私の場合は「眠れない」のではありません。むしろ「睡眠が多すぎ」。これは個人差あるからと思っていましたが、「睡眠時間が長いのは、よい眠りがとれていないせい? snore(いびきのこと。ちょっと恥ずかしいので英語にて)も邪魔をして、疲れが取れていないってこと?」という心配がありました。以前にテレビでみた睡眠クリニックの院長インタビューで、そのことに思い当たり、1年ほど気にしていました。このほどそのクリニック受診に行ってまいりました。

眠りの状況を測定するために、装着する装置を2種類、借りました。写真はそのうちの一つ、ちょっと大物です。Dsc_0164 無呼吸症候群の可能性をチェックする睡眠計です。左上の黒ベルトをパジャマの上から装着し、その上の計器でオンオフします。左下のチューブは耳にかけて、突起部分を鼻の穴にさしこみます。右の黒いセンサー部は指に置き、マジックテープで巻いて止めます。これを装着して2-3晩、データを取ります。

もう一つは直径2cmほどの丸いセンサーを、昼夜問わず着衣の真ん中あたりにセット(ベルトにくっつけるイメージ)します。これはスマホにも使われている加速度センサー、つまり体の向きや振動をとらえるものです。夜は寝返りと向き、覚醒など、昼は歩行や運動などの動きをみます。これを1週間強、次の診察までずっとつけていきます。

その結果は…「つづく」。次回をお楽しみに~。

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2023年3月19日 (日)

ファーストラウンド、研究大学オールジャパンの様相

今日は一本。東大のVC、東大IPCが手掛ける起業支援のファーストラウンド。ついに早慶など私立トップクラスを巻き込んで、一大活動になりました。もっともニュースとしては、新たな大学(加盟は法人)が入ってコンソーシアムが13校の規模になった、ということだけです。

この件、読売新聞が同着で書いていて、びっくりしました。それなりの大きさで、「一般紙の読売さんが、何を書いたの?」と。読んでみると、あたかも一大コンソーシアムが今、動き出したような雰囲気です。いやそんな、事実に反することは書いていませんよ。でもまあ、読売さんの読者は本件を初めてみる人が多くて、そうするとそんな風に思うだろうなあ、という書き方でした。

確かに私も悩んだのですよ。「早慶など私立トップも参加!」というニュースだけで、大きくなんか書けるかなあ? と。うちはファーストラウンドについて何度か書いていますから。そこで。以前から気になっていた「なぜ他大学は『東大のVCの下に入るような真似は嫌だ』といわないのか」ということを、取材でしっかり聞いて、その解説記事としました。その時に「指定国立大も旧帝大も、カバーする陣容ですね」と確認をして、その重さを記事に書き込みました。

実をいうとこれまでは、ファーストラウンドを取り上げたといってもたいてい、発表リリースを受けてそれをなぞる形でした。だから、先のような疑問も棚上げにしていたんですよね。「だって差別化できないじゃない。そういう案件は、エネルギーのかけ方はほどほどで」となってしまっていたわけです。今回は違う! うちのコアな読者が読んで、恥ずかしくない内容に、読売さんとは違う仕上げにすることができました。写真は慶応の本部事務棟、塾監局(じゅくかんきょく)です。Photo_20230318205101かっこいい建物ですね。

慶大はトップを塾長と称するなど、「他大学とは違う」という矜持を頻繁に感じます。それで国際卓越研究大学にも、応募しないんじゃあないかなあと思っていました。そうしたら先日、某紙の伊藤塾長インタビューで、初回の応募はしないとの発言がありました。さすが。国際卓越研究大学についてはまた追って。記事はこちらから。

 

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2023年3月18日 (土)

(昨年12月の案件です)フェイゾンエンジニアリング、転換契約、COI-NEXTで記事3本

ブログの一覧を見ていたら、「下書き」になったままのものを発見。事前に書いているケースで時々、公開しそびれてしまう(標準は、下書きになっている)のですが、うーん3カ月前か…。でもせっかく書き終えているし、フェイゾンエンジニアリングはニュースイッチでも高PVをたき出していて、もったいないのでここでアップします。ズレていてすみません。

1.「For Future 先端技術」という連載の割り当てで、「おもしろい技術案件、ないですか」と親しい人に相談したら、「あるある」はよかったのですが、超難しい話がきちゃいました…。そういう時は「これについてわかりやすく書かれた総説など、ありませんか」とリクエストするのですが、「いやあこれは今回、私たちが概念を提唱したばかりのものでして」との返事が。く、苦しいです。でも、「画期的な(実用化の)技術につながる潜在力が、ある」ということは、難しくてよくわからないながらも感じられたので、頑張りました(笑)。というか、途中から「これは連載だけではもったいない。研究プロジェクト開始のニュース記事にも仕立てよう」と考えを変えました。自分でいうのもなんですが、なかなかの欲張りです(笑)。写真は取材に出向いた東京理科大学の葛飾キャンパスです。Dsc_2809
記事は連載の方で、こちらから。

2. 論文ジャーナルの転換契約。研究大学などどこも気になるテーマですが、相手の出版社の力が大きいですからね。交渉するには、日本の大学が束になってという形がキモになることでしょう。今回は研究大学コンソーシアムがリードしたそうです。同コンソーシアムは文科省のURA支援の事業を背景に動いていましたが、事業が一区切りというもあり、いよいよ独自の存在感を示す必要に迫られています。その意味で今回の案件は、タイミングも含めてばっちりだったのではないでしょうか。記事はこちらから。

3.文科省事業のCOI-NEXT。今年度は採択大学が多様でとても盛り上がっています。前身事業には縁のなかった大学がけっこう選ばれていますから。一方で、前身事業で高評価だったのに昨年度、落ちていた旧帝大などの大学も今回、復活。昨年度「ええっ、どうして不採択なの? S評価をもらっていたのに」と予想外の結果に驚いた大学ですね。「ショックを受けていた大学」という文科省の官僚のコメント引用が、光っているでしょ(笑)。記事はこちらから。

記事は新聞-ニュースイッチーーブログと流れるのに、遅れが気になっています。恐縮です。年内めどに、さほどずれのないよう調整していきたいと思います。

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原稿のネタと、いただきもののお菓子

ここへ来て「早めに掲載しなくちゃ」というネタがバンバン、押し寄せています。年度末なのと、コロナが落ち着いて取材先も活性化しているのが、要因ではないかと思います。この状況、別のところでの現象と似ています。そこで…。

原稿のネタと掛けて、いただきもののお菓子と説く。そのこころは? 「ない時とある時で差があるけれど、ベストは常にその中間である形」。あんまりおもしろくないですね、すみません…。まあ落語というより独り言ということで。

具体的には独自案件で、早々に面トップで載せたいものを3件、抱えています。なのにこういう時に限って、木曜付の大学面がお休み。科学技術面と合わせて、通常は2ページのところ1ページなのです。大学面が休みなのは、祝日があって紙面制作が大変だというのが理由の一つです。

ところがネタが押し寄せている状況は、私一人ではありません。要調整で掲載日を見定めることになりそうです。少し前には「きゃ~、来週の大学面トップはどうする?! あのネタはイマイチだし、こっちは4月に入ってからでと取材先から注文が付いているし…」という状況だったのに。

一方、お菓子について。本当は甘いものが大好きなのですが、近年は身体のことを考えて、なるべく購入しません。代わりに「いただきもののお菓子は、じっくりと楽しむ」というスタンスです。私は贈り物のやりとりをあまりしないので、頂くのも頻繁ではありません。ないときは長いこと、ないのです。

ところが現状はこちらの写真です。Dsc_0158

右下のリーフパイは残り1枚になりましたが、そこへチョコレートパウンドケーキがやってきました。「賞味期限はいつまでかな? いつ封を開けようかな? 冷凍もできるかも?」と、なるべく少しずつ、効果的に(笑)食べようと迷っています。量が潤沢だと”規律が緩む”のは、官庁の予算と同じ。ちょうどよい量で続いていくのが理想ですよね。

せっかく関連づけたこの二つ。ネタはあるものの執筆がうまくいかない時の休憩時に、元気づけてくれるお菓子として、力を発揮してもらいましょう!

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2023年3月12日 (日)

国際女性デーに絡めて、農工大幹部の半分を女性に&女性学長サミット&弘前大理事の新表彰事業

1.女性研究者育成を挙げる大学は急増していますが、理工系大学で約10年前から、というところを探すと、東京農工大は一つ抜けているのではないでしょうか。今、さらに畳みかけています。副学長と部局長、10人のポストのうち半分を女性にする、と打ち出しました。

副学長は学長指名ポストなので多少、強引に女性を多く入れることも可能ですが(それでもこれまでは同時に2人以上がいたことはない)、教員らの投票で選ぶ部局長(学部長など)で実現する、と掲げたのが、なかなかです。国際卓越研究大学の認定を取りに行く上でも、この辺はガツンとやっておこう、という判断が入ったのではないでしょうか。記事はこちらから。

2.女性学長サミット、お茶大の主催で卒業生の学長計7人(一人はビデオメッセージのみ)を集めて開いたシンポジウムです。写真はパネルディスカッションのシーンです。

お茶大をはじめ小規模な女子大のトップは納得のところですが、大規模大学でも近年は女性学長就任が出てきています。少し前に注目を集めたのは法政大(田中前総長、出身は法政大)ですかね。今回の登壇でいうと同志社大も関西の雄ですし、女性学長二人目の東洋大(一人目の女性学長だった神田先生もお茶大卒です)もすごいですよね。Img_3609

昔は女性が共学大学に行くのはあまり一般的でなかったので、女子大トップのお茶大の卒業生の活躍が目立つのはもっともな面があります。気になるのは、全国で100人強もいる女性学長のそれぞれの出身大学です。調査はないと思うのですが、どんな感じでしょうね? 

東大とか早大とか、一般社会での男性の活躍で上位に出てくる大学は、違う気がします。どこ、という偏りがあまり、ないのでは、となんとなく想像します。学部レベルではやっぱり、母校出身者が多いのでしょうね。博士号は以前は出せる大学がそう多くなかったから、最終学歴の大学となると東大など多くなるかな、とも想像します。 記事はこちらから。

3.弘前大学、卒業生の太宰治を活用して高校生の表彰事業をスタート。大学の知名度アップに、太宰が貢献してくれるという記事です。運営の委員長をしている郡(こおり)理事は以前、同大の研究担当理事で、国立大で研究担当の女性理事は初だったはずです。そして今は教育担当理事。研究と教育の二つを押さえた(経験した)国立大の幹部自体、珍しいことです。私と同世代ですから、まだまだまだ~活躍が期待されます。

3月8日が国際女性デーだったことから、今回は3件とも女性絡みでまとめました。紙面では同日、朝日や日経はかなりのページで特集していましたね。私の農工大の記事が、久々の1面掲載になった(7日付)のを受けて、即ニュースイッチで発信。他の記事も合わせて、ブログで特集となりました。

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2023年3月11日 (土)

「バスは後、どれくらいで来るの?」はグーグルマップで

すっごく便利なバス調べのアプリを見つけました。普通は、取材のアポの時間に合わせて交通検索のアプリを使い、「バスの出発は△分だから、駅を降りたら急がなくちゃ」といった確認をしていました。対して難しいのは、取材終了後です。

前もって何時と決められないため、終了となった時点から検索します。交通が不便なところだと本数が少ない中で、「ああっ、もう少し急げば乗れたのに」と残念なケースが出てきたりします。行き先も複数あって、「とりあえずA駅行きでも、隣のB駅行きでもいいから乗って、それから帰りの電車ルートを考える」という時など、迷います。

この状況でおすすめのアプリ、それは…グーグルマップです! 私も意外でした。マップを拡大するとバス停が出てきます。「私が帰る方向は北で、車は左側通行だから、チェックすべきバス停はこっちね」と考えて、対象のバス停をタップします。するとその後のバスの到着予定が「△分後」、その次が「◇分後」と、それぞれの行き先とともに表示されるのです!

 Screenshot_20230311140223 写真は交通が不便で実際に迷った、国立天文台(三鷹市)を思い出して、先ほどタップしてみての例です。右端に余計なマークが出て見えにくいですが、4本目に「31分後」と表示されています。「定刻出発予定」とあるから、その後の道の混雑具合によって刻々、変わることを頭に入れておきましょう。

これはなかなかのものです。バスが△分遅れという説明より、「じゃあ結局、□分後までにそのバス停に着けばよいのね!」とわかる表示が、便利です。バスって道が混んで定刻より遅れることが多いですからね。

最近は遅延状況を、たぶんバスの位置情報に基づいて、デジタル案内板に示されるケースも増えています。が、その案内板は「出発の駅ターミナルにはあるけれど、国立天文台のバス停にはない」ことが多いわけで。ですからこの表示はとっても便利です。

ところが一つ、失敗をしました。これは遊びで出かけた帰りのことだったのですが、「△分後、15分遅れ」と出たので、のんびり歩いていて、バス停が近くなったころに再びスマホを見ると、「2分後出発」と。えっ、あんなに遅れていたのに?! と駆け出すも、バスに間に合わなかったという顛末です。

考えてみれば当たり前で、道の混雑が緩和されれば、バスは遅れを取り戻そうとスピードを上げますから、うんと遅れていても、けっこう取り返されるわけです。

そういえば昔、米国旅行で乗り継ぎ便が遅れた時も同じでした。カフェでゆっくりしていたら「えっ、さっきは50分遅れって言っていたのに、もう出ちゃったの!」「いやいや、今のは私の英語聞き取り能力が低いせいで、聞き間違えただけではないか? もう一度、尋ねてみよう」などと、大変だったことを思い出しました。ヒアリング力が高くないんだから、複雑な状況のアナウンスの聞き取りなど難しいに決まっています。離れた場所でまったりしていたのが間違いでした。

幸い、次の便に追加料金なしで乗れたけれど、近年の格安航空券などではアウトのことがありますからね。気を付けてまいりましょう~。

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2023年3月 5日 (日)

「メルカリに取材に行った」と自慢する

今回は1本。大学の人文・社会科学系の知を活用するメルカリの話です。メルカリと、創業者の山田社長って、企業文化も含めてある種のファンが多いのではないか、と想像しています。創業10年とは思えない抜群の知名度、成功したスタートアップという憧れ、「私も実際に小物の売買で使っています、いいですよね」という一般ファンの切り口が一つ。もう一つは、社長の大学の専門が数学で、理系女子応援で大型の奨学金(それも中学生レベルで、理工系に意思を固めるというコアの技術系リケジョ向け)を創設、という科技界隈から見ての関心と。両方を備えているのはユニークです。

私がメルカリに取材にいったのも、そんな点で「おもしろそうな会社だから」と思ったためです。取材自慢だって、「東大に行った」より「メルカリに行った」の方が、私の周辺の人は関心を示すと思いますよ(笑)。

オフィスは六本木ヒルズのタワー(写真)。Dsc_0046 この不動産セレクトは、「大成功したオシャレな旬の企業」という印象を与えますね。ちなみに行き先階が偶数階か、奇数階かで、エレベーターホールのフロアが違っているのもユニークです。出退勤時の混雑緩和が目的なのでしょう。私は迷って、アポに遅れそうになりました…。記事はこちらから。

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2023年3月 4日 (土)

今冬はWeb取材が充実&春が早い結果…

手先の冷えやすい私が、冬場にハッキン(白金)カイロを使い始めたのは、新型コロナが広がる前でした。初年度に気に入ってその後、燃料となる「ベンジン」を追加入手しようと考えました。

ホームセンターに電話したときは「あります」といわれたのですが、ちょっと遠かったので「春近くになってから歩いて行こう」。その結果、お店で「先頃まではおいていたんですけどね~」いわれる羽目に…。しようがないのでWeb購入に切り替えて、1本では割高だったため「2本1セット」を買いました。

一方。全然別のニーズで、別の「ベンジン」を入手しました。シールなど粘着剤を除くのが目的で(着物の襟の汚れ落としにも使います。子どものころから家にありました)、近所のドラッグストアで買えました。もちろん思案はしたんですよ。ベンジンって、同じじゃん、って。でも心配に思ってそろえたわけです。

その結果が写真です。

Dsc_0118

どーします!? この3本。奥は未開封、手前は8割が残っています。

だって~、今冬は体調優先でWeb取材を多めにして、文科省に出て帰ってくるだけだと寒くない(寒いのは大学での取材)し、そうしたら春が早くきてしまって…。ハッキンカイロの使用自体、10回くらいで終わりました。「引火性」ってラベルを見ると、なんだかひどく恐ろしいものに思えてくるし。 ベンジン、どなたか要りませんかあ~?

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