東工大ホームカミングデーに東京医科歯科大学長が &アグレッシブな東大の女性活躍支援
1.先週土曜は東京工業大学のホームカミングデーでした。卒業生が母校に集まるイベントで私は例年、半分仕事(ネタ探しなど)で出向いています。今年は東京医科歯科大との統合話が出てから初めてですから、卒業生の反応を直接、見聞きするよい機会です。田中東京医科歯科大学長と、益東工大学長との対話イベントが目玉で、最初から記事にする気で参りました。
卒業生には大学グッズなどプレゼントがあります。タオルなど2023年と明記され、今年の限定品です。なかなかしっかりして、使えそうです。「寄付をお待ちしています」というメッセージ(関連パンフレットが同封されています)とともに、こちらに迫ってきました(笑)。写真はこちらです(菓子は女性卒業生の会限定でした)。
田中学長について私は、統合話が出る前は、新学長インタビューをしたことがあるだけで、どのような人かあまり知りませんでした。でも統合ニュースを機に、特にお正月記事で取り上げるための両学長インタビューで、お近づき(笑)になれまして。国内トップの医科大学の学長とは思えない柔和さに加え、話の中身にも「なるほど、そうだな」と感心することが多く、ファンになってしまいました。
今回のイベントでもそれが感じられ、「東工大の同窓生も皆、気に入っちゃうだろうな。そうであってほしいな」と思いながら、執筆しました。記事はこちらから。
2.東京大学の女性活躍推進について、連載「働き方改革」で取り上げました。昨秋に出たアクションのインパクトがすごくて、多くのメディアが書く中で、私は取り上げそびれていまして。それに林理事が朝日新聞の「論壇時評」とりまとめ役などで、露出が高くて気になっていたので、この連載を機会に取り上げました。
林理事はきりっとしていて、ジェンダーやメディアを専門とするだけに舌鋒鋭くもあり、ちょっと怖いなと思う人がいると思います。実は私もすっごく怖くて、それでこれまで取材を逡巡していたというのがありました。年齢的にも近いだけに「あなた同世代なのに、そんなフニャフニャしていて(取材先を褒めてばっかりだし)、いいと思っているの?!」と問いただされるのではないかと…。
ところがWeb取材(都内なので対面を希望していたけれど、時間が合わなかった)の中で、「(後押しも批判も、種々雑多な反応が寄せられる中で)山本さん、助けてくださいよ~」と、親しげにいわれまして。予想外の反応にびっくりしました。一流メディアにも人気の著名人だから、「日刊工業新聞の記者なんて、名前を覚える気もないのではないか」という不安を持っていただけに、嬉しかったです。
若い人の恋愛で、「印象の落差で恋に落ちる」などといいますが、ちょっとそんな感じでしょうか(笑)。気になってしまいました。ということで、応援の記事はこちらから~。