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2023年5月

2023年5月28日 (日)

東工大ホームカミングデーに東京医科歯科大学長が &アグレッシブな東大の女性活躍支援

1.先週土曜は東京工業大学のホームカミングデーでした。卒業生が母校に集まるイベントで私は例年、半分仕事(ネタ探しなど)で出向いています。今年は東京医科歯科大との統合話が出てから初めてですから、卒業生の反応を直接、見聞きするよい機会です。田中東京医科歯科大学長と、益東工大学長との対話イベントが目玉で、最初から記事にする気で参りました。

卒業生には大学グッズなどプレゼントがあります。タオルなど2023年と明記され、今年の限定品です。なかなかしっかりして、使えそうです。「寄付をお待ちしています」というメッセージ(関連パンフレットが同封されています)とともに、こちらに迫ってきました(笑)。写真はこちらです(菓子は女性卒業生の会限定でした)。Dsc_0395

田中学長について私は、統合話が出る前は、新学長インタビューをしたことがあるだけで、どのような人かあまり知りませんでした。でも統合ニュースを機に、特にお正月記事で取り上げるための両学長インタビューで、お近づき(笑)になれまして。国内トップの医科大学の学長とは思えない柔和さに加え、話の中身にも「なるほど、そうだな」と感心することが多く、ファンになってしまいました。

今回のイベントでもそれが感じられ、「東工大の同窓生も皆、気に入っちゃうだろうな。そうであってほしいな」と思いながら、執筆しました。記事はこちらから。

2.東京大学の女性活躍推進について、連載「働き方改革」で取り上げました。昨秋に出たアクションのインパクトがすごくて、多くのメディアが書く中で、私は取り上げそびれていまして。それに林理事が朝日新聞の「論壇時評」とりまとめ役などで、露出が高くて気になっていたので、この連載を機会に取り上げました。

林理事はきりっとしていて、ジェンダーやメディアを専門とするだけに舌鋒鋭くもあり、ちょっと怖いなと思う人がいると思います。実は私もすっごく怖くて、それでこれまで取材を逡巡していたというのがありました。年齢的にも近いだけに「あなた同世代なのに、そんなフニャフニャしていて(取材先を褒めてばっかりだし)、いいと思っているの?!」と問いただされるのではないかと…。

ところがWeb取材(都内なので対面を希望していたけれど、時間が合わなかった)の中で、「(後押しも批判も、種々雑多な反応が寄せられる中で)山本さん、助けてくださいよ~」と、親しげにいわれまして。予想外の反応にびっくりしました。一流メディアにも人気の著名人だから、「日刊工業新聞の記者なんて、名前を覚える気もないのではないか」という不安を持っていただけに、嬉しかったです。

若い人の恋愛で、「印象の落差で恋に落ちる」などといいますが、ちょっとそんな感じでしょうか(笑)。気になってしまいました。ということで、応援の記事はこちらから~。

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2023年5月27日 (土)

夏休みの予定とオシャレ買物

夏休み(いつもの9月)の予定が固まりました。まもなく文科省記者クラブの幹事当番(6月の後半3週間強)が始まり、それなりに緊張する期間なので、その前にめどをつけたいなと思っていました。仕事が苦しかったとしても、旅行の関連資料を読んだりして元気が出るからです。本当です。

今回はちょっと変わった旅行なので、動画でノウハウを調べます。昨晩は「あー、一週間が終わって週末だあ、幸せ~。何をしようかな」と思う中で、中身が格段に充実した動画に気づきました。Webをさっとみて、「こ、これはハマりそう。眠れなくなってしまう…」とその場はPCを閉じました。そして予想通り今朝、目を覚まして(睡眠時間的にはもっと寝る選択をしたいところでしたが)即、チェックへ…という流れになりました。いやあ、幸せな週末です(笑)。

旅行プランを練る中で、持ち物のアイデアも膨らんできます。新型コロナウイルス感染症で活動が制限されていた期間に、古びてきたけれどそのままという服もあります。世の中の多くの人がそうだと思いますが、コロナ明けですからね、今シーズンはオシャレのためのショッピングにワクワクです。

旅行は普通、アクティブ(な予定)&カジュアル(な服装)が基本ですが、今回はおしゃれをする機会もそれなりにあります。とはいえ、コロナによって社会の活動や価値観が変わったこともあり(#KuToo、クートゥー 活動も大きいです)、ヒール靴のパンプスは選択肢としての順位が低下しています。ということで写真は、他アイテムより前に先日、購入したスカートにも似合うウォーキングタイプの靴です。すでに今春から動き出した懇親の場などに履いて行っております。Dsc_0321

夏物のセールの期間は年によって少し動きます。各社とも、「今年はコロナ明けだから」「同業他社はこう動きそうだから」と頭をひねって、7月のいつ頃にスタートするか決めることでしょう。

今週末は先に、手持ちのワードローブをチェックすることにします。そして買いたいものリストを見ながら、ウインドーショッピングをしておきます。変な買い物をしないよう勉強しておくわけです(笑)。そして文科省の幹事が終わったらさあ7月! 買い物に繰り出すことを楽しみにしています。

 

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2023年5月21日 (日)

一橋大・三菱地所の連携と、愛媛大の地域連携

1.一橋大と三菱地所のデータサイエンスでの連携。これ3月にリリースしていて、「その上での4月の記者説明会(さすがに、会見とはしていない)って、記事がさらに書けるスタイルにしているのでしょうね?? 両トップが出てきて握手しても、それだけではもうニュースでないからボツですよ」と不安に思いつつ、出向いた案件でした。

予想に反して新学部の説明は控えめ(資料配布あり)。三菱地所の寄付で内装を整えつつある建物の見学がありましたが、この段階でもまだ「記事化の可能性は△」と思っていて。でもさらにミニパネルディスカッションがあって、競争率6倍を潜り抜けたソーシャルデータサイエンス学部の初の新入生らとやりとりする場面もありまして。その写真を使った、読み物記事でまとめられました。

他メディアにはたぶん進学情報誌の人などがいるようでした。終了後、学生にも熱心に話を聞いていましたし、「情報誌なら当然、なんでもたくさん書けるだろうなあ」と横目でみていたけれど、当方の報道メディアでも耐えうる(書ける)内容だったことに対して、「なかなかの企画だな」と思いました。

写真は対象となる東本館、昭和4年に建てられた登録有形文化財だそうです。その前の庭しつらいなども格式を感じさせますが、樹木がちょっと大きすぎるかもしれません。Sds_20230521105401 記事はこちらから。

2.愛媛大の地域連携。同大は初めてだったのに、Web取材のお願いに学長が対応してくれました。副学長時代に担当で力を入れてきたこともあるのでしょう。学長が取材対応してくれると分かった段階で、「もったいないからそうだ、地域中核の事業についてのコメントをもらっちゃおう」と考えました。

メーンの取材後にそちらへシフトし、GW掲載の最終面まとめで活用。よかったあ、このまとめは国際卓越の方は早大総長、理科大学長、東大担当理事のコメントが取れていたのだけど、地域中核の方は幹部に話を聞く機会に恵まれなくて。「匿名のコメント一本か…。今一つピリッとしないけれど仕方がない」と思っていたのです。なので話していただいて、ありがとうございました!

取材時には地域中核の施設整備に「応募中」という段階でしたが、GWの記事掲載前に、施設整備の採択が発表されて。「おお、愛媛大も採択なってますね!」ということで、GW向けの原稿を修正しました。仁科弘重学長に、地域中核事業に期待(応募)する50件ほどの大学を代表して、しっかり語っていただきました。記事はこちらから。

今週末のG7でオープンサイエンスやら対話型AIやらの国際枠組みに加え、米国・IBMやグーグルとの東大の量子研究連携などが出ています。私もちょっと絡んだのですが、社内にG7特別取材班が構築されて動いていたため、そちらが優先になりました。

G7ですからこれ、7年に1度、日本に回ってくるんですよね? 私は次回、さすがに弊社での記者をやっていないだろうな…。7年後に今回のことを思い出してみましょう。

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2023年5月20日 (土)

本郷行きでお薦めランチの店「縁」

以前から探していたんですよ、東大の本郷キャンパス周辺でランチに適切なお店を。私のこだわりは 1.ヘルシーでも満足感 2.価格も手ごろ 3.落ち着いてかつ(可能ならば)スピーディーに食べられる といったところです。

見つけたのは「縁 本郷三丁目店」。「えにし」と読むのだと思っていたのですが、「ゆかり」と読むらしいです。ネットで調べると「和食ご飯と酒」という紹介で出てきます。

魚が多くて肉もあって、上品なフライなどがランチでは用意されています。2回、利用しましたが最初の時(今春)は、「えっ、このお店、オーダーをQRコードでするの?!」と驚きました。席備え付けのタブレットPCで注文するスタイルは、ファミレスなどかなり広がっていますよね。でも、QRコードを個々人のスマホで撮って飛ぶサイトから、オーダーのチェックを入れる形は初めてでした。

なるほど混んでいる時など、お店にしてみれば超便利。オーダーミスもないですしね。私がちょっと手こずっていたら、口頭でもOKと切り替えてくれたので、その点は年長者にも安心です(笑)。

場所は、本郷三丁目の交差点から、龍岡門の方へ進んでまもなく。左手に写真のような案内が見つかります。お店は地下一階です。
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気になるのが、写真にも写っている、黄色い旗のフェラーリ(など?)のショールームがビル一階にあることです。東大の著名医学部教授とか、収入の高そうな人が見に来るのかしらん。開業医はベンツを購入することが多いけれど、フェラーリは目立ち方が若向きなので、違う気もします。

そういえば以前、農学系の先生を取材をした時の話で。北海道の中東部だったかなあ、「最先端の大規模農業で農家の収入が1億円くらい」とか出てきて、びっくりした記憶があります。たしか「高収入で自家用車がフェラーリというだけでなく、実はトラクターとか農機具もフェラーリ」と聞いて、さらに驚きましたっけ。

ちなみに地下の飲食店に入る時だけでなく、取材で龍岡門に向かう時にも必ず横目で見てしまいますが、お店の人を含めて人影を目にしたことはありません…。

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2023年5月14日 (日)

ウェルビーイングと白内障& 和歌山大の地域連携

1.昨秋に実施した白内障の手術は、同世代に広く伝えたいことから、「どうやったらうちの新聞に載せられるか」(載せてもおかしくない記事にできるか)と、この間ずっと考えていました。一面のコラム「産業春秋」ならかなり広いテーマで書けるけど、署名は付かないし、あまり読まれないと思って、「やっぱりこれかな、『論説室から』だな!」。まず掲載場所を決めて、それから中身を半年間(!)思案していました(笑)。

次いで、「ウェルビーイング」という言葉と引っかけてならいこう、と考えました。これは個人の心身と社会の幸せを実現する言葉です。定義をWebでみて気に入りました。でも、もう少し解説がほしいなあ、と思い続けていたところに来たのが、原稿締め切りの数日前開催の記者説明会でした。「これだ!」。近年、転身いちじるしい(少し前まで女子大だった&データサイエンスの学部も割合と早く新設した)武蔵野大学で、ウェルビーイング学部の計画を確認しながら(通常記事はこちらで書きます)、「どこの部分をコラムに盛り込めるか??」という熱い思いでW参加しました。

というわけで写真は、ウェルビーイング学部関連ではなくて再び、プライベート感あふれる白内障関連で。最近メーンで使っている眼鏡ケースです。Dsc_0374 上のオレンジ色が以前からの愛用です。下は最近、手作りマーケットで購入した、リバティ(英国のファブリックデザインの会社)模様のものです。真ん中がくびれているのは、落ちにくい&持ちやすいようにしたためだそうですが、この”前方後円墳形”が珍しくて、ミョーに気に入っています。記事はこちらから。

2.和歌山大学の地域・産学連携で効果を挙げている手法の紹介です。自治体や地元企業の現役実務者が、週1回で大学研究員として活躍します。クロスアポイントメント制度、こんな使い方はけっこうイケルのではないかと、多くの大学に知らせたいと思いました。

ちなみに和歌山大学の記事は初めてです。少し前に、地方国立大の地域連携のシンポジウムをWeb聴講して、4大学ほどが登場したのですが、いずれも魅力的で。シンポの幹事役をしていた和歌山大の担当者から、各大学に紹介をお願いし、それぞれ取材するという珍しくかつ、有意義な展開となっています。他大学の記事も追って紹介してまいりますね。記事はこちらから。

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2023年5月13日 (土)

かつての日刊工業本社跡のあたりを歩く

子どもの時に通った学校とか、かつて住んでいた町だとか、久しぶりに行く機会があると、思い出とともになんとも言えない気分を味わうものではないでしょうか。先日、取材帰りに、飯田橋駅の方が近かったのにわざわざ、九段下駅まで歩いた時もそうでした。日刊工業新聞社の本社ビルが、かつてあったあたりを、まわろうと思ったのです。

入社してから10数年の若手時代、うち記者クラブ常駐は3年ほどなので大半を、この地で過ごしたわけです。写真(左)は、売却後の土地に建った今のビルです。Dsc_0348

私は住むことについては「ボロの持ち家一軒家より、快適な賃貸マンションで」という主義です。なので、本社が賃貸ビルに替わったこと自体は、別に残念には思いませんでした。本当に古いビルでしたからネ。

でも、かつての地に再訪したら、その地も町も寂れていた…となると、やっぱり寂しいと思います。なので、跡地でりっぱなビルが稼働しているというのは歓迎すべきことです。駅から3分ほどなので一階は貸しホール「ベルサール九段」が入っていました。

歩いての街並みも、飯田橋駅からホテル・メトロポリタンエドモント(JR系でけっこう立派だけれど、あまり知られていない。穴場です)の辺りは、新しい建物ばかりでした。でも本社跡のビルから九段下駅に向かう、大通りではない路地裏には、かつて利用した飲食店や、昔からのタバコ屋などが、割合と多く残っていて。駆け出し記者時代を甘酸っぱく思い出した日でした。

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2023年5月 7日 (日)

国際卓越大と地域中核大の最終面& 女性研究者支援が新たな段階へ

1.弊紙の最終面は、科技面をいつも見ない人にも目に触れるので、活用したいなといつも思っては、いるのです。でも労力がかかる(写真は図表などをタップリ手配しなくてはいけない、など)ため、なかなか、というのが私の言い訳(笑)です。でも今回は3月くらいから、「次の動きが顕在化したところでまとめよう」と意識しながら、それぞれのニュースを書いていました。「この学長コメントは、最終面用に置いておこう」と考えながら、といった具合です。写真は国際卓越に応募した東京理科大の神楽坂キャンパスです。_2118-1

国際卓越の対象校は今秋に発表されます。地域中核も年内に、本チャン(基金による事業の方)が採択されます。どちらも採択校それぞれの記事も、すぐに書きつつ、最終面にまたまとめます。…と秋から年末のプランをすでに、考えております(笑)。記事はこちらから。

2.GWの大づくり(記事スペースの大きい読み物記事)は、女性研究者の支援です。後半の女性教員割合の文科省データのグラフを見てください。わずか10年でこんなに伸びています。すごいですね。副学長なんて倍増じゃないですかねえ。

女性活躍の多様性のテーマに限りませんが、関連する有識者もメディアも、「日本はこんなにも遅れている」って主張することが多いです。一般紙メディアは社会権力の「監視」が役目だ、と自負している面もあるので、そうなるのでしょう。

でも私は性格的にあまり批判的・攻撃的・悲観的なのが合わないタチで。「社会の良いところを見つけて、褒めて育てよう(広げていきましょう)」という方が合うのです。だから「こんなに社会は変わってきているのだから、この機会を逃さずにもっと頑張りましょう!」って、記事の終わりもそんなふうにまとめました。

そういえば同僚(かなり年下の記者)に「山本さんはほめてばっかりですね」と言われました。ちなみにその同僚は、辛口を売り物にしているタイプです。…あれっ、このエピソード、以前に書いてたかな、そうだったらすみません。 「ほめてばっかりの記者もいる」。まあ、いいじゃ~ないですか。メディアも記者も多様であるべきなんですよ(笑)。それでは記事は、こちらから。

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2023年5月 6日 (土)

新聞回収袋の使い道

ゴールデンウィーク、いかがお過ごしですか。私は激混み予想の観光地を止めて、母の家で2泊。片づけを手伝ったり、おしゃべりをしたりして過ごしました。出かけていたのでうっかり、自宅における古新聞の回収日の予定を忘れかけました。

新聞は仕事柄もあり、全部で4紙をとっています。お世話になっている新聞販売店は、朝日と読売系です。古新聞から再生紙となったトイレットペーパーもくれます。写真はその二つの回収袋です。Dsc_0343

うちは2紙ずつ購読と多めですがいつも、それ以上に多く袋をくれます。朝日は柔らかいビニール袋タイプ、読売販売店からの日経の袋(読売新聞の販売店ではあるけれど、同紙は購読していない)は手提げ部分も付いた紙タイプです。

この袋、ちょっとほかにない大きさ&しっかりさ加減です。新聞を四つ折りして重ねていけるサイズ。さあ、これを何に活用しますか?! 

私の場合、今の季節に向けてちょうど活用できました。入替予定の季節の服を、ここへ仮置きします。多少、ボリュームのある冬服でもこのサイズでなら折って重ねて置いていけます。冬の分厚いものから、つい先日まで来ていたものまで、少しずつ洗濯を終えて溜まっていくので、動かせる取っ手付きの袋は便利です。

もう一つは紙の手提げ限定ですが、旅行なり大物イベントなりを控えている時に、思い付いた持参小物を入れて行きます。いつもと違うおしゃれなハンカチとか、名刺入れとか。大きいので、パーティー用のミニバッグも入っちゃいます。何日も前から進めていくって、張り切りすぎですね(笑)。でも楽しいんですよ、華やかな場の準備ですからね。あ~、何か次の予定が入らないかなあ(笑)。

これらの袋は使用後に、また使えます。でもそうなると、減らないんですよね…。新聞紙で自宅で購読している方はもはや”マイノリティー”だと思いますが(笑)、他によい使い道がありましたらお教えくださいね。

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