ひまわり畑に職業人としての個性を思う
ひまわりフェスティバルに行ってきました。
ひまわり畑には30歳頃の取材時の思い出があります。取材相手が、私の撮影のように一面そろったひまわりの中で、一本だけ他の倍くらいの高さに、すっくと突き出た「とんがったひまわり」(笑)の写真を見せてくれました。取材テーマは、科学技術人材の在り方についてでした。幸い、自身が撮影した写真(あまりに魅力的な題材なので、プロ撮影かと思った)だったので、一面の連載記事でその写真を使い、読者の目を引くことに成功したのでした。
半導体系で日米の大学・企業を経験したアグレッシブな先生ですが、研究者としてというより、言論人として出版業界など「知る人ぞ知る」存在でした。地方の私立理工系大学に勤めていて、きっと原稿執筆の時間が確保できてよかったのでしょう。
懐かしいですね。やっぱりまだ、生きているでしょうね。ひまわりのような、パワーの塊(それゆえトラブルも多かった)でしたから。
「そんなひまわりはそうそうはないよね」と思いつつ、畑を歩く中で、こんなのを見つけました。
ほとんどのひまわりが背中を見せている(私がそういう位置にいた)中で、チラとこちら(斜め)を向いています。
倍の高さでそびえたつほどの勢いではないけれど、皆と違う方を向いています。なんと一人きりでなくて、仲間までいます。なかなかいい感じです。私もこれくらいの意識で、意義ある仕事をしていこうと思います。
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