筑波で警察&交通安全協会にもらったグッズがすごい
今日はちょっと以前の、「いつでも使えて、おもしろいので置いておいたネタ」でブログを書きます。筑波に取材に行った時のこと。駅ターミナルからバスの発車まで余裕があったので、近くを歩いていたら、安全パトロールをしている風の男性から、「どうぞ」と何かいろいろ入ったビニール袋をもらいました。PRのグッズが入っているようです。
帰宅して開けてみるとびっくりです。中身がとても充実していたのです。写真はその同封グッズです。
まず右下。交通安全を訴える文字とイラストが入ったウエットティッシュ。手拭きに加え、今の時期なら汗拭きにも使えて、「有用だわ~」って、これだけでも嬉しかったです(笑)。
右上の小さいものは、自転車のタイヤのスパーク、いや違いました、スポ―クに付ける反射板です。夜間の車のライトで光って、装着した自転車と乗り手の存在を知らせるものですね。
すごいと思ったのは、その二つの間、丸まっている紫のグッズです。これは定規のような大きさの、細長い反射板なのですが、最初はなんだかよくわかりませんでした。なんで丸まっちゃうのかな? と。皆様、わかりますか? どうやらカバンの持ち手などに、巻き付けてくるっとさせて使う反射板なのです。「具合のよいところにどうぞ」「シールではないから、付け替えられるんですよ」というわけです。丸まるだけの強い弾力性(ですよね?)の素材、なんて呼ぶのでしょうね。さすが研究学園都市・筑波です。高機能(というほどでもないかな)かつ、無料で配れるくらい安価な物質材料を使っているんですね(笑)。
最後に左のパンフレットです。ここの記載により、「茨城県警察・茨城県交通安全協会」による啓もう活動グッズだということが判明します。パンフレット裏に安全大作戦の内容が載っています。横断歩道を渡ろうとした時は、車の運転手が「あ、渡ろうとしているんだな」とはっきり認識できるように、挙手をしましょう、とあります。
そう、運転手側と歩行者側と、意思疎通のタイミングって難しいですよね。私は急いでいる時は、挙手しながら渡り始めて、無理やり車を停めてしまいます。歩行者優先ですからね。でも挙手って子どもみたいで、あまりカッコよくないイメージですかね。皆、あまりしませんし。それで急いでいない時は、車の流れが途切れるのをさり気なく待ちますが、そうすると何台も止まってくれなかったりします。悩ましいですよね。…と、ここまでは普通の感覚です。
ところが。衝撃的だったのは「挙手をして停まってくれた車の運転手さんの方を、しっかり見て頭を下げて、感謝の気持ちを伝えましょう。そうしたら運転手さんは、これからもよい対応を意識してくれるでしょう」といった文面を目にしたことです。そうか…。もちろん私も、停まってくれたくれた車に向けて、軽く会釈をしていました。けれどまあ、わりと機械的に、でした。
意思疎通が難しいのはお互いさま。だから互いを思いやりながら、コミュニケーションしていきましょう、というわけです。取材先とメディアを含む、コミュニケーションの基礎中の基礎、ですよね。最近は道を渡る時、このことを意識して行動するようになりました。
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