京都光華女子大が初理系に乗り出す技& 東洋大、女性活躍推進はトップクラス
1.文部科学省の理工系強化の基金事業。政府の狙いとしては「特に私立・地方・小規模・文系の大学に、理系進出を果たしてもらいたい」というところですが、これに「女子大」が付く事例です。京都光華女子大学が食品系で理系学科を新設します。近隣の大学や研究機関の機器を活用するのがポイントです。
研究機器の共用化は以前から、国立大学の理工系を中心とした取り組みを取材・執筆していました。が、それがこの「女子大文脈」で出てくるとは思いませんでした。通常、他機関の機器利用というと、研究では「この資料の測定を、お願い」と委託したり、もしくはがっつり組んで行き来しての共同研究をしたり、となりますかネ。では今回のような学部教育となると…? 学生実験で一学年40人を2-3に分けたグループで純に、授業時間中のフィールドワークのように出向いて、使わせてもらうのでしょうかネ。
そこで気づきました。女子大、というのが逆にプラスなのかもしれないと。「面倒だな、学部生が大勢、来るなんて」というネガティブな気持ちは、「えっ、それ全部、女子? 20歳前後?」となると、ポジティブな気持ちになるのではないか、と。公の新聞記事で書ける切り口ではありませんけれどね。こちらはブログですから。ブログの方が真実を書ける面もありますね(笑)。
ちなみに同大、略しての呼び方は「光華大」のようです。「工科大」と同じ発音です。となると意外に、理工系がはまったりして?! 記事はこちらから。
2.連載「働き方改革」記事の取材は、中心は女性研究者増などの話で研究担当の幹部に頼むのですが、人事労務課の担当者の同席もリクエストしています。他の取材ではみられない形です。やや堅めの部署の事務職員なので、控えめな人も多いのですが、DX担当の中堅リーダーが出てきて意外に饒舌に熱く語ってくれることもあって、さまざまです。
今回は東洋大学。写真はキャンパス前の道路からの撮影です。 同大はこんなに女性役職者が多いということは、あまり知られていないのでは、もったいないって思いました。記事はこちらから。
12月も残り3週間。取材アポでは「年内は難しいので、1月の設定でお願いできますか」とリクエストすることが増えています。皆さまの活動でも、「年内にやり終えてしまおう」と無理無理に頑張るのではなく、「お互いに余裕のある、年明けに持ち越してきちんと対処しよう」という方が、正解かもしれませんよ~。
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