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2023年12月 3日 (日)

共愛学園前橋国際大は全国の注目の的& モデレーターで呼ばれた案件も記事にする

1.私の取材先は「東京中心(一応、支社・支局と分担がある)・国立・理工系・大規模大学」に寄りがちですが、その真逆で初めての大学、共愛学園前橋国際大学を取材しました。「地方・私立・文系・中小規模大学」です。なんといっても日本はこの形の大学が多くを占めていて、課題も多く、その中での先進大学として注目されているようです。

一つは文科省の話の中で、そのような評価を感じました。大森学長は中教審の委員をやっていることもあり、学習ログに基づく学びの質保証や、教学マネジメントなども優れているとか。うーん、省内の高等教育局のキーワード、でも研究力強化の研究大学を重視する研究3局では出てこない切り口です(笑)。

もう一つ。取材に先立ってWebで下調べをしていて、ファンが多いことを発見したのです。  【大森学長に聞く1】大学学長が選ぶ学長 全国1位 共愛学園前橋国際大・大森学長|前橋発、新しい風 「めぶく」街 。前橋の様々な話題を取り扱う前橋新聞-mebukuです。  2位、3位が大野東北大総長、田中早大総長という結果にも関心を持ちましたが、1位が同大の大森学長とは。まったくもって、そんな著名人だとは知りませんでした。

実は、同大を取材するかどうかは、けっこう悩みました。日刊工業的にはそれほど重要な対象ではないうえ、理系強化の採択から日がたってしまっています。けれども、「地元メディアでさんざん、取り上げられているのでは」という予想に反し、Web検索ではあまり出てきません。少なくとも地元以外で「その話、今頃なんて遅いでしょ」と笑われる状況ではなさそうです。そうであるなら。「文系大学の理系進出、一番の注目株」という評価を考え、このままではもったいないと思いました。「いつもと違う大学だけど(教学マネジメントもあまりわかっていない私だけど、笑)、アタックしてみよう」と動いたのです。

嬉しかったのは取材で、学長が記事(たぶんニュースイッチ記事)を読んでいると言ってくれたことです。実際、Webで取材する中で「(理工系強化のまとめ記事で)山本さんが指摘していたように…」との表現が出てきて、「口先だけでなかったんだな」と感激しました。いつもとは違う経験、満載でした。記事はこちらから。

2.博士インターンシップのC-ENGINEのシンポジウム記事です。きかっけは先方から、カナダ機関との連携についての取材と、シンポのパネル議論のモデレーターと同時に依頼を受けたことです。一石二鳥、もっとも嬉しいタイプです(笑)。

連携についてのニュース記事はすでに掲載済みで、会場の京都大学に向かいました。シンポの記事を書くかどうか、先方も「お任せします」的な雰囲気(絶対に書いて! というプッシュはなかった)で、「面倒だからやめようかな」とも思いました。が、シンポの準備で打ち合わせなど、予想外に多くの時間を使いました。さらに当日の内容もそれなりに面白かったので、メモをとりながら、記事執筆を決断したのでした。

写真は会場となった京大の、有名な時計台の建物です。京大は取材の主担当が大阪支社のため、私が学内に入ったのは初めてでした。Dsc_0982

次いで、写真で注目してほしいのは、ニュースイッチでのパネル議論のシーンです。左端に私が写っているのです。先方にもらった写真ですが、紙面掲載時にはデスクに「左端はカットしても構わないです」と伝えた(自分を掲載するのは図々しいかな、と思った)結果、切られまして。写っているのは右のパネリストだけでした。ので、私としてはニュースイッチの方が嬉しい(笑)。それではこちらから、じっくりご覧ください。博士インターン×産学共同研究…C―ENGINEが新方式検討|ニュースイッチ by 日刊工業新聞社 (newswitch.jp)






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