千葉大、要支援・要介護効果をデータで示すウェルビーイング研究
ウェルビーイングに関心があるのはシニアなら当然のこと。「趣味と実益を兼ねて」のように「個人の関心と仕事を兼ねて」取材に行きます。
千葉大と野村不動産などの研究で出てきたサービス付き高齢者住宅(サ高住)は、「賃貸なので私のような子供のいない(相続財産を残す必要がない)年長者の第一候補では? 細く長く生きるのに向いていそう」というのが、以前からの認識でした。
原稿を手がけている中で、千葉大と共同研究する野村不動産ウェルネスのサ高住の新聞広告を見つけました。最初は「あっ、同じグラフが載っている!」。私が、共同研究リリースを基にそのグラフを使ったという話ですが、「私が書いたのは、もっと地味なはずのサ高住の調査結果だったのに。間違えたかな?」と気になりました。
広告を読み進んで知ったのは、「サ高住にはいろいろあって地味なものも、このようなリッチなタイプもある」ということでした。家賃だけで見るとそう高くないけれど、よく見ると管理費などババンと上乗せされるという仕組みも、これで理解しました。
幸い私の母はまだ一人暮らしに心配がなく、同世代の友達より恵まれていることを常々、感謝しています。のでサ高住も、母のための情報というより、私の将来に向けた情報です(笑)。「いざとなったら手持ち資産を洗い出して、余裕が意外にあればこんなリッチなサ高住に。きつきつだったら身の程に合ったサ高住を、選べばいいのね」と、心やすくなりました。
写真は千葉大の産学連携部署の建物です。
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