医師と押し引きコミュニケーションは、取材で力を培った?!
持病というほどではないのですが、「心配なので定期的に見ていきましょう」眼科で言われている症状があります。「網膜分離」と「緑内障へのシフトに注意」の2つです。区で実施された50歳の節目健診で眼科に行き、網膜分離(網膜剥離には至っていないけれど、そうなると大変、という状態)を見つけ、また強度近視では緑内障になりやすい(早期発見の目的で視野検査をしばしばする)というのと重ねて、眼科通院をしています。
その眼科では、白内障手術を1年半ほど前に実施し、そちらも「ではまた、様子見ましょう」と長いこと、言われて通っていました。何ひとつ、具合悪い(心配な症状)はなかったので、「先生、白内障の術後の確認は病院によって差があるようなのですが、こちらはかなり慎重にされているのでしょうか」と尋ねました。優しくてちょっと優柔不断な同世代の女性医師に「そうですね、うちは慎重な方かもしれませんね」と返されていました。それでもまあ、こちらは終了にこぎつけていました。
けれども網膜分離と、緑内障の視野検査はまだまだ続いております…。先日の診察では、タブレットのカルテの記載をちらと目にできて、そこには「頻度を減らしたいとの意向」と前回のリクエストが、メモされていました。よしっ!
診察の最後、「ではまた3カ月後に」といわれたところを捕まえて、アタックしました。「先生、これは私の持病みたいなものですよね。5年とか10年とかずっと、気を付けていくべきものなのですよね。でも、これまで変化(悪化の兆候)は一度もありません。まだ仕事もありますから、なんとか頻度を減らせませんか」と迫りました。「うーん、そうですね~。でも…」と先生は悩みます。もう一押し! 私「見え方や何か具合が悪かったらすぐに来ますから、なんとかお願いいたします!」、先生「じゃああ~、変だったらすぐに来てくださいね」。
こうして、「診察は半年に1度」と持っていくことに成功しました! 記事の掲載や、明らかにできる範囲の内容などで、渋る取材先との間で磨きをかけてきたコミュニケーション力が、ここで発揮できた、気がします(笑)。
ちなみにこの眼科は、交通が不便なところにあります。駅から遠くて、バスの本数が少ないのです。歩くと片道40分です。「20分なら歩ける」というのが私の通常の判断基準ですが、40分は大変です。この日は帰りもまた歩く羽目になり(バスが50分先だった)かなり疲れました…。
でも途中の農家の庭で、春らしい景色を目にしました。写真がそれです。 手前側はたぶん、サクランボを付ける桜です。奥の木の花は色がっもっと濃くて、何でしょう、やっぱり桜の一種でしょうか。「次にここを歩くのは半年後かも」と思いながら、スマホ写真のシャッターを押しました。
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