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2024年4月21日 (日)

筑波大、国際卓越第二弾応募のポイントは?

最初は、「どう書こうかなあ」と迷っていたのです。筑波大で初めての東京における記者懇談会のことです。国際卓越研究大学への応募第二弾に対する話が必ず出るし、自らいい出さなくても記者から質問がされるはずだし、それで一般紙はすぐに書くだろうなあ、と想像していて。締め切りが早く、一般紙よりステイタスが低い弊紙が、必死になって同様に記事を書いたところで、社会的な価値は低いからなあ、と迷っていました。

そうしたら国際卓越の件より前に、「事業・ファイナンス局の新設」というネタがちゃんと用意されておりました。普通の大学担当記者にはちょっと分かりにくいテーマですが、日経の記者が(さすがに)細かく聞いていて、翌日付掲載、間違いなしです。ますます「私はどうしようかな」と悩みが深まりました。写真は会見のシーンです。Dsc_1342

さらに、マレーシアでのキャンパス開設の件も紹介されました。これ、地元のメディア記者(一般紙の支局や地方紙の記者)向けの懇談会(筑波大は月1と頻繁に開催しています)で発表済みだったのですが、ユニークで興味を惹かれます。そんなこんなで、あれやこれや紹介されたものをひっくるめて…。

書きました。「筑波大学は国際卓越研究大学の公募第2弾に、国立大学で最大規模の大学基金の整備と研究・教育の学際性、国際性を柱に応募する」って。基金の説明として事業・ファイナンス局の新設を、学際性についてはそれを売りにした産学連携で基金原資を獲得することを、国際性の切り口ではマレーシアキャンパス開設を、それぞれ取り上げました。

掲載日はだいぶ遅れましたが、読者はきっと読み込んでくれたことでしょう。だって文科省記者クラブでチェックした一般紙の記事は、「国際卓越に再応募する」1件と、「事業・ファイナンス局を新設」1件と、それだけでしたから。では
こちらからどうぞ~。

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