非常勤講師の給与と交通費、通帳にはどう記載されるか
年度替わりで、大学の非常勤講師を新たに始めた方もいるかと思い、こんなブログタイトルを選びました。今時分に契約書類のやり取りをすることが多いのですが、一つに勤務先または自宅と大学の、交通経路などを記述する紙があります。写真がそれです。
問題は記述した経路で、実際に大学に出向いて授業をした後です。通帳の振込みの記載がぱっと見て、わかりにくいのです。「振込みましたよ」という給与の通知も郵送されてきて、そこには単価や担当したコマ数などは書いてありますが、交通費は含まれていないのです。
それでは、実際に通帳を見てみましょう!(こちらの写真はお見せできませんが、笑)。まず年月日、そして次の「摘要」欄の「振込1」「振込2」(この違いは私もわかりません)に続いて、「ナニナニダイガク」とあり、金額欄で「あれっ、ずいぶん寂しいじゃん!」というのがあったら、それは交通費の可能性が高いです。私の場合の1000円くらいで、この小ぶりな感じから「あ、交通費だな」と気づきます。授業の実施後、比較的早く振り込まれます。
そして授業実施に対する給与は、一カ月後など少し間を置いてから振り込まれます。が、問題なのは、大学名が記されていないことです!! 摘要は「給料」のみです。本務の組織以外との雇用契約が、この案件だけならば、「あ、これが非常勤講師だな」と分かります。が、複数の大学で非常勤講師を含む雇用契約がある人は、「これはいったい、どの機関からだろう…?」と確実に迷います。私は国立大学しか知らないのですが金額は、時給5000円くらいに、実施のコマ数の時間分が掛け合わされたものです。なので「A大学は週1×15回、B大学はオムニバス形式の授業だから1回だけ」など、差があるケースならわかると思いますが。
ちなみに同じ大学でも、単発の講演会など、給与ではなく謝金でお手伝いするケースは、振り込みに対してちゃんと「ナニナニダイガク」とか、「ダイ)ナニナニ」(大学の略語が先に付いている)とか、記されています。交通費・宿泊費込みで入ってくるケースがほとんどです。
私の非常勤講師は「1コマだけ」を「3科目」といったバラバラな状況です。だから、そんなに目を光らせて通帳をチェックするほどのことはないんです。でも。でも、ねえ。やっぱり正しく入っていないと嫌ですよね。頻繁ではないですが間違いも、複数の大学で始めたばかりの頃にはありましたし。
願わくは、そんな細かにチェックしなくてもいいくらい、振り込みがジャンジャンあって、通帳の残高が膨れ上がっていくことでしょうか(笑)。そんな夢を見ながら、現実はコツコツとお手伝いを続けることにいたします。
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