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2024年6月29日 (土)

幹事期間中に2本の大物案件& 閣議後会見はすんでのところで…

文科省記者クラブで毎年の、3週間の幹事ウィークスが終わりました。週末も何かあれば幹事が采配を振るうことになりますがまあ、そんなことはほぼないので、緊張は平日5日間×3週間の計15日間です。

当番は、文科省メーン担当の記者仲間が、火曜と金曜の閣議後大臣会見日ということでまず、決まります。残りの日程を部の記者2人で分け合いますが、年下の記者が少し多く持ってくれました。私は全部で5日間。外部依頼の幹事受け会見に加え、緊急事態が起こった時に動く役割として、この5日間はスタンバイしていました。

数カ月前に今年の幹事期間が固まったら、私はカレンダーにこの期間のラインマーカーを引いて備えます。担当分野で外(文科省外)の会見があったら、当番を交替する可能性があるため、あまり外取材のアポを入れず、余裕を持たせておきます。そのために幹事期間の前後に、外取材のアポを多めに入れるという準備をします。

写真はそのカレンダーです。といっても、ブログ写真用として用意した、雰囲気をお伝えするためのものです。当番日以外に一つだけ、東工大の外会見を書き込んでいますが、実際の自分のスケジュールはさすがに、もっと複雑です。こちらは内緒です。Atosute-karennda-dsc_1651

この間、私の担当での大物はまず、「国際卓越研究大学で東北大が、認定に向けてさらに一歩」がありました。13木に省内の担当である大学強化室のレクがありました。翌14金に東北大学の現地での会見(仙台の記者が対応)。私はそれをWebでチラ見しながら、週明けの解説記事を執筆しました。

そしてもう一つ、統合で発足予定の「東京科学大学の理事長内定」がありました。19水に東京医科歯科大と東工大のHPアップと同時に、メディアに発表されました。以前から「6月内に決定する」と言っていたので、気にしていました。でも通常、こういう表現だと、月内ぎりぎりになることが多いでyそ? なので最終週かな、と思っていたら意外に早くて、少し慌てました。

私は翌20木、21金で遠出の予定があったのですが、仲間に無理を言って頼まずに済みました。もし発表が20か21だったら、仲間に押し付ける羽目になっていたから、そうならなくて幸いです。また、週明けの24月に開かれた大竹理事長予定者の会見も無事、私が参加して執筆できました。仲間に頼むのでは申し訳ないのと、自分としてもつまらない(もったいない)のと両方でしたから。

そんなわけで自分の担当としては大物2件が発生する期間でした。ですが、これを除くと、なんと幹事当番日に担当する案件が特にないままに、3週間が終わりました。ラッキーでした~。

もっとも途中では、「閣議後会見で、メーン担当記者の出席が難しいかも」と言われ、私が代わりに会見を仕切る可能性のある日が、出てきていました。さあ、大変です! 私が文科省メーン担当で、それを日常的に手掛けていたたのはもう、だいぶ前のことですから。

終盤とはいえまだ、国会会期中だったので、閣議後の大臣会見は国会内ですることが多いのです。「今回は院内(衆議院とか参議院とか)で8時半くらいからかな?」「国会に入るためのバッジって、管理はどうしてるの?」「最初の幹事社からの質問とか、今どんな具合で仕切っているの?」などなど、大騒ぎでした。

前日、9割方はするつもりになっていたところ、メーン担当記者が自分で対応できる、と連絡してきて。ひゃああ、こんなに盛り上がっていたのに(笑)。あっ、でももちろん、助かります、ありがとう。ということで、博士号を二つ持つ(商学と法学。学位取得が難しい文系で、いったいどうやって取ったのか、以前から気になっています)盛山大臣と会話をする(代表質問をするだけですが)機会は、残念ながら流れたのでありました。

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