室蘭工大新学長と、地方中堅大学の教員の産学連携支援会社
1.今年度の新学長インタビュー、連載のトップバッターは室蘭工業大学の松田学長です。昨年末に同大に招いてもらい、講演&取材をして親しくなった大学です。札幌支局に「インタビュー、私にさせてください」と頼んで、この取材は東京において実施しました。
ひところ目立った地方大学の東京事務所ブーム。たぶん費用対効果が悪くて撤退が相次ぐ中で、同大は永田町、北海道の事務所などと隣接する部屋を確保しています。「やるじゃん、室蘭工大!」です。
記事の中で触れた「院価値再発見キャンペーン」の30の標語も、キース・ヘリングみたいなデザインのポスターも、本当におもしろいです! 見てみてください。院価値 | 国立大学法人 室蘭工業大学 大学院 (muroran-it.ac.jp)
先日の国立大学協会で学長と再会し、記事のお礼の後に「あれは広告代理店などにお願いしているのですか?」と聞いたところ、学内メンバーだけで考えた、とのこと。「やるじゃん、室蘭工大!」です。写真は昨年末の取材字の研究室の写真です。
正直いうと、連載初回は東北大の冨永総長で行きたかった(仙台の弊社総局記者が担当なのですが、取材がすぐには入らなかったようで。今思うと、国際卓越大の展開(有識者会議が認定・認可を妥当と判断、14金に文科省発表&現地記者会見)があったので、取材はその後に…だったのかもしれません。
ということで、「ラッキーじゃん、室蘭工大!」です。記事はこちらから。
2.産学共同システム研究所、中小規模大学の教員に変わって、企業との交渉や契約、税務処理など手がけるエージェントサービスを開始、です。
大規模大学はいいんです。産学連携支援の専門人材をたくさん、抱えているから。気の毒なのは中小規模大学の理工系・ライフサイエンス系の教員・研究者です。いい技術を持っていても発展させるのが難しい。そんな時には同社の活用をどうぞ、というものです。
事業の目標数値として、当面は「30大学の教員100人、企業100社」といっています。これは「契約は教員個人とするものの、所属する大学には仁義をきちんと切ります。逆に大学にPR活動をして、そこから教員個人につながることもありますよ」という意味です。教員個人は心安く、同社を活用できることでしょう。では記事はこちらから~。
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