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2024年6月22日 (土)

東京六大学の対抗、卒業生の気分を理解する

先週、東京六大学OB合唱連盟演奏会(男声合唱)に行ってきました。合唱のコンサートは初めてでしたが、とても楽しめました。選曲も多様で、各大学のカラーを感じさせるものでした。

立教大はファリャ(バレエ音楽の三角帽子などの現代作曲家)によるマリンバ入りスペイン民謡で、赤シャツ隊(失礼、でも目立ってました)です。慶大は純文学的な詩の暗いもの、でもそれなりに惹きつけられました。水色のジャケット丈が長いデザインなのが気になります。明大は、若い人のセンシティブな感覚による詩のもの。私、仕事柄か?歌詞を熱心に読んでしまう(読みながら聴く)タイプなのですよ。

東大は混声の高校合唱コンクールなどで人気という「水のいのち」。上に遡れず下ることしかできない川や、水蒸気となって循環する海の様を、心情的なものと重ねた組曲です。法政大は、伝統芸能としての萬歳(漫才の元とのこと、初めて知りました)のシアターピース(客席空間も演奏に使う)。演劇に近いかなあ、個性的です。早大は東京の各地を舞台にした昭和歌謡などのメドレー。どうです、なんとなく各大学カラーに合っていますよね?

最後はエール交換。300人弱でしょうか、全員で六つの校歌?を歌います。ここの場面のみ撮影可だと知って、大急ぎでスマホを構えて写しました。ピンボケですみません…。Dsc_1625

自校の歌だけ歌うのかと思っていたら、そうではないんですね。対抗戦で自校を応援する競技や披露があって、その先に六大学が一丸となって…という盛り上がりなのだと理解しました。大学対抗ものが好きな人の気持ちが、少しわかった気がします。

機会あればスポーツなど、ほかのイベントも見させてもらおうかなあ。せっかくなので大学担当記者である間に、機会を探したいですね。広報や学長・副学長らにお願いすることも、可能だと思うのですが、図々しい気もします。ブログ読者で大学対抗ものが得意な方、ぜひお声をかけてくださいませ!

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