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2024年7月27日 (土)

最近の文科省話あれこれ

1.少し前の週明け月曜、記者クラブの雰囲気が違うことに気づきました。いえ、私に対するクラブ員の視線が冷たかった、といった話ではありません(笑)。部屋を見渡した時の印象です。すぐに気づきました。「蛍光灯が替わったんだ」。正確には、室内照明が、蛍光灯からLEDに置き換わり、照らされたモノの色調が変わっていたのでした。写真がそれです。Dsc_1722

私は元々、明るいのが好きで、自席用のLEDデスクライトも付けています。年長者はちょっと暗いと、文字の見え方がガクンと落ちるのもあります(おしゃれなレストランの光量を落としたライトニングの下で、手に取るメニューは大敵です)。なのになぜか、私の席の上の蛍光灯は頻繁に切れて、省内の設備係にしばしば、来てもらっていた気がします。

長寿命&省エネのLEDになったのですから、これからはもう安心ですね。というか、「文科省の部屋の照明、いまだに蛍光灯だったんだ」という気づき…。いやいや、国立大学の施設系の取材に行くと、先方も必ず言ってきますからね。「LED化率がまだ低くて」と。自宅の照明は数機しかないから転換が早くても、巨大な建物では置き換え予算も多大で、簡単には進まないんだなあと気づきました。

2.新しいテーマでの省内取材は、担当課の面識ある課長にメールを入れて、室長や課長補佐など紹介してもらい、取材に出向くのが定番です。大きな課だと補佐など何人もいて、だれが何の担当か把握しきれないからです。「同課の同室は久しぶり」と思いながら訪問しました。すると、なんと室長以下6人ほど、全員初対面でずらり登場してきました。ど、どうしたんだろう。ちょっと緊張します。

理由はどうも、室長が今の担当に非常に燃えているから、のようです。私がよいタイミングで訪問したので、「よし、室員全員、集合だ!」といったかどうかは知らないですが、そんな雰囲気だと取材をしながら理解しました。最後、室長は「じゃあ、次の時には新聞の一面掲載かな」なんて振ってきましたから、歓迎されているのは確かです。

さらに驚いたのは、部屋での取材を終えてエレベーターホールに移動する時のこと。エレベーターに乗り込むところまで室長が見送ってくれて、少し軽い会話をする雰囲気は、嬉しいものです。そういう室長や課長クラスに、他にも会ったことがあります。が、驚いたのは、室長補佐などさらに2人が一緒に見送ってくれたことです。これは初めて、びっくりしました。

うーん。これはぜひとも近いうちに、一面に載るような記事を書いて、期待に応えてあげなくてはいけませんね…。WinWinのコミュニケーションを互いに期待してしまう、初訪問でした。

3.7月の人事異動で着任した、某課の新課長のことは「私、知っているわ」と思っていました。久しぶりの再会です。ちょっと楽しみにしていったのですが、「あれ?」。なんか覚えのある外観とちょっと違っています。こんな感じの人だったかなあ。実をいうと私は、人の顔と名前を覚えるのがあまり得意ではありません。「別人だったかな」と振り返ります。

名刺交換の後、時間に余裕があったので、「私、課長と以前もお会いしていませんか」と言ってみました。向こうは覚えがないようで、それでも「私は◇課や♧課などを担当してきたので…」と、日刊工業新聞になじみのある課の名前を挙げてくれます。文部省系ではなくて科技庁系のセクションです。うーん、同僚はよく行っているけれど、私はあまり行かない部署だなあ…。私は「ではどこかで、お世話になったかもしれませんね」と適当なことを言って、その場を終えました。

席に戻って、会社の名刺管理システムのsansanで検索しました。ありました。その課長の以前の名刺。やっぱり、この部署だったよね? 私、この時期は相当、顔を出していたのに、覚えられていなかったなんて信じられない。それにしても、私の頭に今もはっきりと浮かぶ、あの顔立ちの人って、いったい誰なの?

【後日談】本人にメールをして尋ねました。結果、「別人です」と苦笑されちゃいました。名字がちょっと珍しくて、同世代の同性だったので、信じこんでいただけ。sansanで調べ直すと確かに、下の名前が違っていました。記者なのにミスが多いのが、私の最大の欠点だと思っているのですが、定年間際で未だこんな勘違いをして、情けないことです…。失礼いたしました。

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