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2024年8月 4日 (日)

論説コラムで30万円人間ドックを推奨する &明大の学長インタビュー、「虎に翼」がベストタイミング

1.論説委員としてコラムを書き始めたのは、15年ほど前からです。論説委員会の当時の委員長(親しい人でした)が、「山本さん、ブログを書いているでしょ。あんな感じでいいから」と言ったので、そのつもりで執筆して出稿。そうしたら「これではちょっと…。ブログじゃないんだから」と返されて、「どっちなのよ~!」と思った覚えがあります。まあ親しい先輩の指導でしたから、本気で怒ったわけではありませんが。

つまり「柔らかいのはOK、でも社の論説委員としておかしくないものを」ということでしょう。たぶん、その時の原稿は個人的な生活雑記に近くて、社会性が不足していたのではないかと振り返ります。

そして今。現在の論説委員長の考え方は◇◇◇だと理解しています(社内のことなので秘密にします)。その中で自分は「ここまでなら、やってよいのではないか」と近年はやや、踏み込んでいます。特に定年間際のバブル期大量入社組という仲間(笑)、同世代の企業人読者に響くのではないかと思う案件を、取り上げています。

今回は、先端人間ドックです。東工大との統合が発表されてから、意識的に取材するようになった東京医科歯科大の病院で受けました。名称は「長寿・健康人生推進センター」といいます。ですが名称が難しいので、検索するなら同大の「先端人間ドック」でどうぞ。

大学関連の部局や事業の名称って、大学にしろ文科省にしろ、関係者も正しく言えない、長いものが割合と多いです。きっと計画段階で、「A先生はこういうし、B先生は絶対にこの言葉を入れてほしいというし。仕方ないか、正確な言葉で覚えてもらえなくても」という気持ちに、関係者はなるのだろうなあ、とみています。

そのセンターの1日ドックを受けて、帰り際に約30万円をクレジットカードで支払いました。なんか、いい気分でした(笑)。私は住まいは賃貸派でペーパードライバーなので、家も車も買ったことがありません。ブランド品や高級グッズは、「いいな」と思ったとしても、それにふさわしい価格でなければ、「踊らされてはいけない」と手を出しません。価値あるものに、お金を使いたいのです。

高額だけど意味があると思ったのは、若い頃の英会話教室「ベルリッツ」1年間(週2の数人単位のレッスン)100万円とか、博士課程の学費50万円ほど(国立大の学費設計で議論が始まっていますが、当時もこれくらいでした)とか、海外旅行とか、ですね。

今回の人間ドックは、それに準ずるものだと自信を持っています。最初は「1回きりなら」と思っていましたが、満足度が高かったので、10年後にまた、受けるかもしれません。記事はこちらから、どうぞ。

2.4月に就任した明治大学、上野学長のインタビューです。同大の看板、筆頭学部(全部の学部に序列があるのでしょうか…?)出身なだけでなく、法曹経験と教員経験とバランスがよく、経歴としても魅力を感じさせます。

明大の法学といえば、NHK連続テレビ小説「虎に翼」ですね。主人公のモデルが実際に、明大で学んでいました。同大博物館での企画展示も、取材帰りに見て帰りましたし、Webでも力が入っています。

写真は、このドラマの裏側や背景となる時代について、
法律考証として作品に協力する法学部の村上一博教授が、毎週解説していくWebの連載企画です。32 

今年は新札発行で、創設者らが取り上げられた津田塾大学や北里大学が盛り上がっています。でも、人気ドラマに取り上げられる方がインパクトは大きい、でしょうか? どうでしょうか。次の志願者増にそれなりに、つながることでしょう。明大は確か日本で1,2を競う、受験者数の最大規模の大学。来年はぶっちぎり1位になるのでしょうかね。

それでは記事はこちらから~。

 

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