KINOKUNIYAの新業態を目白駅に見る
8月の暑い盛りに、日本女子大へ取材に行きました。春秋だと山手線の目白駅との間を歩く(15-20分ほど)のですが、このシーズンはさすがにバスを利用します。本数はとても多いので問題ありません。帰りは「目白なんておしゃれな街、近くに素敵なお店などあるかもしれない」とキョロキョロしていたら、一つ見つけました。
JRの駅直結のところに、紀伊国屋がありました。
写真の右に、JRのクレジットカード、VIEWのATMが入っています。左が店舗です。
同じ店名の書店もありますが、こちらは高級食料飲店の方です。店舗の外に出してある商品は、エコバックなど。「? お客さんを引きつけるような、魅力的な商品とは思えないけれど?」と思いながら、中に入りました。すると…そこは無人店舗だったのです。
バックヤードで人の気配はしていますが、店内は無人です。買い物かごをとって、開き戸を押して中に入り、ぐるっとコの字型に並んだ商品棚を見て歩きます。戻ってきたところに買い物かごを置く場所があり、置くといきなり「合計◇円」と出てきました。おお~。店舗内の商品数がそう多くないため、商品名と価格の情報タグで即座に計算してくれるのですね! 同様の仕組みを、ユニクロの大型店で経験したことがあります。が、この小ぶりの駅併設店舗で、JR利用者や近所のオフィスワーカー向けの限定した品ぞろえで、というのもあって新鮮な印象を持ちました。
そして最後。支払いをすると、出口に面した開き戸が自動で開きました。使い終わった買い物かごは、最初に買い物かごを取り上げたのと同じ場所で重ねて置いていきます。つまり入口と出口が接していて、ぐるっと一巡する具合です。なるほど、狭いスペースで上手にできています。
私はちょっとしゃれたお菓子を買って、いつものリュックに納めましたが、ここで気が付きました。いっとう最初の店先に、エコバックが置いてあったことを。「お買い物の袋をお持ちですか? なければ、まずエコバック購入からどうぞ」という意味だったと。スーパーマーケットだと最後に出てきますが、最初に置いているのはなぜなのでしょうね…? ちょっと考えてみたいと思います~。
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