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2024年10月 6日 (日)

東京科学大の理事に就任しました。ブログは休止、またお会いしましょう

東京科学大学の理事(社会連携担当)(非常勤)に就任しました。東京工業大学と東京医科歯科大学の統合で、10月1日に新大学が発足するタイミングに、大学の中に移りました。週3日の勤務で大学と社会の関わりを、今度は大学組織の中から促進してまいります。

新大学の幹部は皆、統合準備委員会などですでに顔を合わせています。その中に私だけ、新入りです。私のバックグラウンドは9月の役員内定時点で学内で紹介されているはずで、略歴は大学ホームページにも掲載されています。ですので私が役員会などで挨拶する際には、「これまで新聞記者として、いくつもの大学、科学技術関連機関、官庁、企業(担当したのは4年間ですが)
の組織を見てきました」という表現を使ってみました。どうです、なかなかデキそうに聞こえませんか?(笑)

写真は新大学のホームページです。

37理事としての担当は「広報、基金・同窓会連携、コアバリュー」です。ダイバーシティーも入ります。ちなみに広報といっても、記者会見を仕切ったりメディア人の問い合わせに答えたりする実務は、広報課の事務職員や、マネジメント教授(教育や研究ではなくて、経営テーマを主業務とする教員)が手掛けます。ですので同業者だったメディア人と直接、顔を合わすことは、あまりないと思います。とはいっても、週明け月火水は三つのノーベル科学賞の発表日。私も現場を見守りますので、科学大に待機要員として来られるメディア人の目に、少し触れるかもしれません。

これまでの記者の仕事、つまり「あちこちに話を聞きに行って、自分の考え(主張)を絡ませて、産業専門紙の新聞記事として社会に発信する」という活動は、残念ながらなくなります。このブログをはじめ、ニュースイッチでの記事コメントやフェイスブックも、記事の内容を中心にしてきたので、お休みとなります。

ただ、「大学・科学技術の現場と社会にとって重要な内容を、中立的な姿勢で取材をし(=内容の確かさを直接、確認して)、文章を使って発信する」という活動は、私のライフワークに相当するものです。新聞記事は無理になりましたが、例えば書籍や、Webの多様な形で可能でしょう。ですのでいずれ、どこかで再開したいと考えています。

しばらくは理事の仕事に集中し、「学外とつながる部分では、どのような活動ができるのか/できないのか(役員だと制限されるのか)」などを模索してみます。ブログ再開の場合も、タイトル「産学連携取材日記」とはさすがにいかない(笑)と思うので、別のブログを立ち上げるかもしれません。これらについては、皆様のご助言をいただければ嬉しいです。

それでは皆様、いつかまた、お会いいたしましょうね!

 

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