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2026年4月18日 (土)

博物館で人気の早稲田・大隈侯と、Science Tokyo・大隅名栄誉教授の名前に混乱しそう

大学の多くは、特色ある所有資料を公開する博物館を備えています。早稲田大学の場合は坪内逍遥(創立時の貢献者の一人)の演劇博物館、近年の村上春樹の博物館、学生スポーツの展示など、外部人が来訪しても楽しめるものが、いくつもあるのがさすがです。私がまず出向いたのは、リニューアルまもない「早稲田大学歴史館」です。写真はこちら。

Atosute-260414152806143 創立者の大隈重信侯に加えて、小野梓も出身(高知県)や出版関連で存じていましたが、他に重要な人が4人(坪内氏もその一人)いるということなど、初めて知りました。今回は1時間ほど回るも、中身が充実しているので、もう2回ほど出向く予定です。私は特に旅先で、博物館や(少々冴えなくても)郷土資料館などを訪れるのが好き。食べ物や自然・地理など現地訪問で芽生えた関心と、紐づけて学べるからです。

前職の東京科学大学(Science Tokyo)にも博物館はありました。というか、広報担当理事としてカバーする活動の一つでした。昔からセラミックが強くて、これは普通は材料科学としての研究領域ですが、卒業生で著名な陶芸家になった人が何人もいて、その解説だったり校章と重ねての大学の変遷だったり、それなりにおもしろかったです。〈お宝〉はなんといっても、ノーベル医学生理学賞を受賞された大隅良典栄誉教授のメダルでしょうか。学生も大半の教員も理科系ですから、「よしっ、自分も将来はノーベル賞級の研究を!」と皆、張り切ること間違いなしです。

でも博物館のさまざまな企画に対する反応を考えると、両大学で違いがある気がします。歴史や創立者の(ひいては大学の)志といった切り口にビビッドに反応するのは、早稲田で主力の文科系人材かな、と思うからです。Science Tokyoは構成員の多くが、「社会科はあんまり…」(実は私もそう)という傾向ですから。ただ、〈日本政府の施策に基づいて〉、誕生したり統合されてきた通常の国立大学の過去とは、異なる面もあります。2024.10に旧東京工業大学と旧東京医科歯科大学が、〈自らの意志で〉統合して(もちろん政府の賛同や後押しはありましたが)、新大学になったのですから。なんと発足少し後に執行部が中心になって、「建学の精神」を自分たちで作ってしまいました。建学の精神って、国立大には普通はないので結局、発足前から策定してきた信念、行動指針に吸収されてしまった(Webでもピタッとは探せない)のですけれど。

最後に。早稲田の「大隈」(おおくま)重信さま(100%の早稲田人でない私としては、親しみを込めて時にこのように呼ばせてください♡)と、Science Tokyoの「大隅」(おおすみ)良典先生(先生も公式ではなく、子弟の親しみが込められたもの)は、名字がものすごく似ています。同じ字で読みが違う名字もあります(「三枝」と書いて、「さえぐさ」でなく「みつえだ」です、という人に最近、会いました)。でもこちらは字体そのものが少しだけ異なっています。ああっ、「名前が似ている」というと、新聞記者時代の辛い思い出が蘇ります。紙面における名前の間違いは即訂正、記者として大きなマイナス評価で、おっちょっこちょいの私には鬼門だったのです。今回はなんといっても熱狂的な早稲田ファンが信奉する大隈さまです。ま、間違えないようにしなくてはいけませんね…。

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