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2026年6月 7日 (日)

変形性膝関節症の体調不良も、シニアならではの幸せを見つけて乗り越える

4月に膝が痛くなり、整形外科を受診したところ、変形性膝関節症と診断されました。それは私(61歳)の母(85歳)が半年前に、「脚が痛くて、佳世子さんとの外出予定をキャンセルする」と言ってきて、初めてもらったという病名でした。年長女性に多いとは知っていましたが、まさか母とほぼ同じ時期に、シニアの病気で一緒に診断されるとは…。ショックです。思い当たる行動は特にないのに、と思ったのですが、コロナ下から始めたWebエクササイズが若い人向け(飛んだり跳ねたりがある)だったと振り返ります。「自宅マンションの8階を毎日、昇り降りしていました」と話すと、医師に「それ、健康のためだったんだよね?ははは」と苦笑いされました。私の年齢や体力を鑑みると、やりすぎだった、ということなのでしょう。

薬で治療してすぐ治る病気ではないですから、長くお付き合いすることになるのでしょうねえ…。 あちこち調べていたら、「加齢によるもので、白髪のようなもの」と表現した医師コメントが出てきました。白髪、ですか。それなら私はラッキーな方でした。同姓の同級生で、30代から白髪を隠す染めを始めた人がいる一方で、私は60歳までカラーリングせずに(写真ではまったくわからないレベル)で来られましたから。髪も膝も個人差が大きいということなのでしょう。

新しい職場に移って怖かったのは通勤時のラッシュでした。私は育ちも仕事の対象も中心は国立大、しかも理工系だったので、大規模私立大学の学生が授業時間とともに一斉に動く環境に慣れていません。写真は夕刻、授業終了でどっと学生が移動する、地下鉄東西線の早稲田駅改札付近です。駅には朝の混雑時間ピークが「7:40-8:20」だと示し、その時間帯を避けることを促すポスターも張られていました。Wasedaeki Photo_20260607102601

 私が直面するより早い時刻が記されているのは、付属校の中高生などが多い時間帯の方が、より激しく混むためでしょう。ちなみにJRの高田馬場駅にある同様のポスターでは、「7:25-8:55」とより長くなっていました。私は一か月半ほど脚を引きずっていたのですが、もちろんなるべく時刻をずらしました。大げさに手すりにつかまって、「近寄らないでね」のメッセージを出して、巻き込まれないよう(転んだら踏みつぶされるカモ)気を付けました。

実は情けないことに、手も怪しいのです。右手の親指あたりの違和感に気づいたのは1年半ほど前なのですが、時に痛みが走るようになっています。膝と一緒にX線をとってもらったところ、「親指を使った作業が今後、しにくくなってくるかもしれませんね」と医師に言われました。脚も手も、いかに大切なものか改めて感じます。

でも思うのは、〈違和感〉にまず気付いて、痛みが出た段階ですぐにクリニックに行って対処ができるのは、ある意味、ラッキーだということです。私は元々、〈頑強でない新聞記者〉で20代から不調をあれこれと抱えていました。でも急ぎの原稿出稿と一日3件のアポがある有様では、「体が痛い時はその部分を使わないようにして休ませる」なんて、容易ではないですからね。

だからシニアになって、シニアらしい体調不良が出てくることについては、一方でシニアらしい時間の余裕が生まれてくるのと併せて、受け入れようと思うのです。考えてみれば、重篤な病気など若くして患ったり亡くなったりする人がいるわけです。努力によらないラッキーさを含めて、いかに個人差が大きいものか。…と、若い時には難しいけれど、年長者には〈悟り〉があるのです(笑)。今の自分のラッキーな点に感謝をしつつ、社会のためになる活動と、プライベートを充実させていけば、よいではないですか。人生100年時代。幸せな人生のために、その考え方を大切にしていきたいと思います。

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